小説や徒然やALSや。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私は早起きなので、いつも先に起きて色々やってるのですが、そのうち起き出して来たお坊さんはいつも私がお坊さんに気付くまで面白い事をしています。面白い事って柱に半分隠れてこっちを伺ってるとか、フリースを頭に被ってるとかアラベスクしてるとか。
その度に大笑いしたり、驚いて「ぎゃー」と叫ぶんですが、そんな訳で先日。
和室で、着物と帯に合わせて帯締めと帯揚を選んでいた私。何か気配を感じて、はっと気付くと起きてきたお坊さんが半分隠れながらこっちを伺っていました。
それまで真剣に選んでいた私は思わず叫び、しかし大笑い。そこから和室に入ってきたお坊さんは、まるでお店のように着物類を広げている私に向かって叫びました。
「あぷちゃん! なんであぷちゃんはちゃんとしないのの! 俺、こーゆーのすっっっごいイヤ!」
彼が指していたのは、帯締めがひとまとめで入っていた箱。おーざっぱな私は何本もの帯締めをてきとーに結んだり、また結ばないでぐちゃっとまとめてその箱に入れていたのですが、それが彼の何かに触れたらしい。
「紐はちゃんと真ん中で折るの! 綺麗に結ぶの!」
それから彼は全ての帯紐、帯揚げをきっちりと綺麗に整頓してくれました。ありがとう…。
そー言えば着付け教室でも、ぐちゃっとまとめてる私を見かねて先生が整理してくれたりするものなあ。整頓が苦手なんです。苦手っていうかめんどーくさーい。
思えば小さい頃から「女の子のくせにだらしない!」と言われ続けていた私ですが、お坊さんに言われると全然イヤじゃないのはなんでだろう。言い方が面白いからかなあ。いや、言う動機のせいかしら。
ともあれ、毎回彼が起きてくるのが楽しみなのです。面白いから。
彼の子供に生まれたらさぞかし幸福だったろう。でもそれはそれでハングリー精神が無くなるかもしんない。なんにでも良い面と悪い面はある。
その度に大笑いしたり、驚いて「ぎゃー」と叫ぶんですが、そんな訳で先日。
和室で、着物と帯に合わせて帯締めと帯揚を選んでいた私。何か気配を感じて、はっと気付くと起きてきたお坊さんが半分隠れながらこっちを伺っていました。
それまで真剣に選んでいた私は思わず叫び、しかし大笑い。そこから和室に入ってきたお坊さんは、まるでお店のように着物類を広げている私に向かって叫びました。
「あぷちゃん! なんであぷちゃんはちゃんとしないのの! 俺、こーゆーのすっっっごいイヤ!」
彼が指していたのは、帯締めがひとまとめで入っていた箱。おーざっぱな私は何本もの帯締めをてきとーに結んだり、また結ばないでぐちゃっとまとめてその箱に入れていたのですが、それが彼の何かに触れたらしい。
「紐はちゃんと真ん中で折るの! 綺麗に結ぶの!」
それから彼は全ての帯紐、帯揚げをきっちりと綺麗に整頓してくれました。ありがとう…。
そー言えば着付け教室でも、ぐちゃっとまとめてる私を見かねて先生が整理してくれたりするものなあ。整頓が苦手なんです。苦手っていうかめんどーくさーい。
思えば小さい頃から「女の子のくせにだらしない!」と言われ続けていた私ですが、お坊さんに言われると全然イヤじゃないのはなんでだろう。言い方が面白いからかなあ。いや、言う動機のせいかしら。
ともあれ、毎回彼が起きてくるのが楽しみなのです。面白いから。
彼の子供に生まれたらさぞかし幸福だったろう。でもそれはそれでハングリー精神が無くなるかもしんない。なんにでも良い面と悪い面はある。
PR
この記事にコメントする