小説や徒然やALSや。
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うたた寝をした。
夢のなかで、私は歩道橋に立っている。(けれどその歩道橋はひどく脆い作りで、古ぼけた階段の隙間からは、青い空が見える)
高い歩道橋を上っていると、向こうからやってきた2人組と出会う。
その2人組は仲良く談笑しながら、こちらへとやってくる。
その2人には見覚えがあって、その2人は以前私が憎んだ人で今はもうまるで思い出しもしないけれど(だからもうその憎しみも忘れたはずなのだけれど)、こんなところで会うなんて偶然だなあ、などと私はぼんやり考える。あの2人って知り合いだったっけ、とも。(それぞれの人とは、まるで違う場所でまるで違う時間、まるで違う風に、出会ったので。ただ同じように憎んだというだけで)
そして、その2人と激しい口論となる。口論をして、議論の末に私はその2人に勝つけれど、なんだかまるで嬉しくない。そんな気持ちのまま、歩道橋を降りる。
歩道橋を降りると、世界は雨で濡れている。
細く細かい雨。そのなかを再び歩いていると、また、ある人と出会う。その人もまた以前、私が強く憎んだ人で。
けれどその人は、私に何か言う事は無く、笑いながら傘を差し出してくれる。私は戸惑いつつ、それを受け取る。
などとゆー夢を見ました。DVDを見ながら、気付いたら眠っていて。
……しかしなんて自分勝手で独善的で傲慢で、かつ、暗示的な夢なのだろう。
夢のなかでもこんな事ばっか考えているから、私は深く眠れないんだわ。きっと。
そんな事を思いつつ、ふと目をやってみたら、一緒にDVDを見ていたお坊さんが、私と同じようにうたた寝のなかにいて。しかも寝ながら超笑ってる。有り得ないぐらい笑ってる。気持ち悪いぐらい笑ってる。世界で一番ぐらいに笑ってる。
思わず、何の夢見てんの?と訊いてみると。
「えへへ。車…二台買ったら、二台目が300円で買えた…ふへへ」とのお答え。
……いいなあ。なごむなあ。あなた。
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