失踪

吾妻ひでおさんの「失踪日記」を読んでいて、それをお坊さんにも「面白いよ～」と読んでもらいました。

これ読んでるとちょっと失踪して、路上生活してみたくなるよね(そう思わせる吾妻さんの力量が凄いのだが)。

「えっっっ俺絶対イヤだ」

そーおー？　まあ君はそーかもねー。私はちょっとしてみたいんだけど。

「やめてよ！　あぷさんがゴミ漁ってたら悲しいよ俺は！　ていうか汚いのあぷさん大嫌いじゃん！」

まあそれはそうなんだけど、でも、うちのお坊さん除いたら別に私が路上で生活しても困る人がいないのって、思えばなんて自由なんだろうか。羽ばたくみたいに。

ていうか、お坊さん自体も一ヶ月も経てば忘れる、まではいかないでも気にしない気がするのだが。(謙遜とかじゃなく、これは彼の性格が持つ美点として)

自由っていいなー。

けど、女で路上生活はリスクが高いよな。そこら辺、男の人のが便利。

しかし上記の本、失踪生活は楽しく読めるのですが、アル中病棟生活は怖い…。怖いよう。て思うのは、間違いなく自分にその資質があるからだと思われる。

そして吾妻さんの描かれる女の子はとっても可愛い。可愛いなー。