お寺サイト

うちのお坊さんとネットの話をしてまして。

ていうのも、お坊さんが副住職やってるお寺のサイトかブログを作ったらどうかーって話。
今は、自分のとこのお寺さんを持ってなく、葬儀やお墓作る時になって、探したりーて人が結構いるし、そういう人達はえてしてネットで情報を探すので。

サイトなんて、看板や広告と違って大体ただで出来るんだし、それを利用しない手は無いんじゃないのーと。

日本の仏教は宗教だけど、でも家業で商売でもあるので、やっぱり檀家さんが多いに越した事は無いのです。

それに、お坊さんのお寺のなかには、とある人のとある記念碑があり、それを見に観光客の方(宗教に関係なく)が来られる事もままあるので、そういう方たちにとっても、お寺のサイトがあった方が便利なんじゃないかなーと。

と、提案してるのは私なのですが、お坊さんもその意見には賛成なものの、実際にやるとなるとどうやら腰が重いらしい。

つーのも、そういう新しい(ほんとは全然新しくもないのだが)事やろうとすると、煩い人もいるし、それは置いといてもなにより面倒くさいらしい。

…まあ確かに。面倒な気持ちは解るわ。私も面倒な時たまにあるし。…結構あるし。(おい)

「つーか、ブログって何書いていいのか解んねーし」
「え、あなた、私のブログ読んでるじゃん。あんな感じで、その日あった事とか思った事書けばいんだよ！そしたらブログ読んで面白いと思った人が檀家さんになってくれるかもしんないし！使えるものは使うんだよ！」

まあ宗教で、使えるものは使うとか言うのも下品な感じですが、しかし幾ら真面目に真摯に仕事やってても、人にそれを知って利用して貰えなかったら、意味無いと思うのです。宗教だけど、仕事だから。うちのお坊さんは良いお坊さんだと、私は思うし。(はい、身内の欲目です。はっは)

色んな人に、知ってもらう機会を作るってのには、ネットやサイトを最適なツールなんじゃないかと。

そんな訳で、もしお坊さんのお寺のサイトやブログ作る事になったら、うちからリンク貼りたいーうふふ、とか思ってんですが、実現するかは未定です。(多分しない。はは)


そんなこんなで、色々ネットの話してたのですが。ネット依存やネトゲ廃人の話とかも。そういう単語がニュースや新聞に登場するようになって久しいし。

私自身は一日パソコンに触らない日もあるし、平均してもネットをやってる時間て一日に30分くらい(自分のサイトの業務と、友達・知人のサイトやブログにお邪魔するだけ)なのですが、それでも、ネットに依存する人達の心理て、なんか解るような気がします。

常に新しい情報と真実と嘘に満ちてるネットって、魅力的で、便利で、怖く、寂しいものだと思うから。

そういうものだからこそ、惑わされず、自分に合った使い方をしたいものだと思います。だってツールなんだから。

しかし、お坊さんのブログ、読みたいわ。個人的に。喜んで管理するのにー。