お坊さんボランティア話

今回、お坊さんが参加したボランティアは、原発事故の影響で外で満足に遊べない福島の子供たちを、岩手の施設に招待して、めいっぱい外で遊んでもらって体も心も健康になってもらうというもの。

お疲れ様でございました。どうでした？

「うーん、やっぱり子供って美しく無邪気だなーって。あと、子供の生命力ってすごいなと」

そりゃそうだよー。一番生命力あるのは赤ちゃんで、段々衰えていくものでしょう。歳や知識や経験が増えるにつれ。

「ま、色々あったけれど、結局子供さんが喜んでくれるのが一番嬉しいし有難いよね」

その感想も素敵だね。シンプルで。


けれど外でめいっぱい遊んでもらおう企画だったのにも関らず、東北は警報が出るくらいの大雨で苦労も多かったらしい。
そんな大雨のなか、ちょっとビールや足りないものを買いに行こうにも周りに全然お店が無くて、車で無ければいけない距離で不便で、そちらもまた大変だったそうな。

「それに、大雨だったのに花粉症がめちゃひどくなった……なんで？」うーん、こっちに比べると、木が多いからかねえ？そんな風に顕著に出るものなのね。へー。
それか、強行スケジュールで体が疲れていたからかも。

「鮨屋コスなのに、『あ、ラーメン屋だ！』とか言われるしさー」はっは、それは残念。でも子供さんからしたら、鮨屋さんよりラーメン屋さんのが親しみあるんじゃないのー？ふつー。

まあそういった具合に苦労も色々あれど、無事に帰ってきてくれたのが、そして子供さんと付き添いの親御さんが気晴らしをしてくださったのが何よりの幸せです。

「今度行く時は、もちょっと時間にゆとりがあって、お土産いっぱい買えるといいなー。ソバとかさー」

だから要らんて。


昨日、そして本日拍手を押して下さった皆様有難うございました。