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毎日、仕事の合間に病院に駆け付け介護を手伝い、日々、私の体調を心配してくれるお坊さん。
「いや、俺が手伝うのは全然いいんだよー?それはいんだけど、俺はたーちゃん以上にお前の体が心配なんだって。睡眠不足で疲れが溜まって。
お前は、もっと手え抜くとこは抜いて、自分の事、大事にしんと。てゆーかお前ん家の他の家族は何やってんやて(怒)」
「いや、まー介護ってやれって言ってやらせるもんでもないしさーなによりたーちゃん自身が、私が介護するのがいいってゆーんだし」
「そらそーだけど」
「あと、手を抜くってゆーのもさー。今だって手は勿論抜いてるけど、全然大した事やってないんだけど、しかしこれ以上の力の抜き方って解んないんだよねー私。なぜならこれが短距離走なのかマラソンなのか解んないから」
「あー?」
「例えばこれがマラソンて解ってればさー、私も、40キロ以上走れるだけのペースでやんだけど。でもこれはマラソンかもだけど、短距離かもだから。もうゴールはすぐそこにあるかもしれないけど、40キロ先かもだから。だからそこら辺のペース配分がよく解らんのだよねー。そしてよく解らんから、いつゴールが来ても出来るだけ後悔しないよーにやってんの」
「ああ(納得)」
まーこれが介護とか看病の難しさですよねーよく言われる事だけど。
いつが、どこが、終わりか解んないってゆー。
終わりを望んでる訳では勿論無いんだけどさ。矛盾。
でも思えばゴールがどこか解んないって、介護以外もそーだもんなー。
自分の人生だって小説書く事だってそーだし。
短距離かマラソンかなんか解んない。