髪と大好き

加齢と共に髪が薄くなり(美容師さんの意見では、髪が少なくなったというより細くなったそうな)、気になるので、ボリュームの出るような髪型にアレンジしています。

それで思うのは、ハデ系の女の子たちがやる、いわゆる「盛った」髪型って元々は髪が少ないの悩んだ人が始めたのかなーとか。

そう言えば舞妓さんて、地毛で日本髪を結うからどうしても髪の一部分が薄くなってしまうのは有名だよなーとか。

昔から髪について触れる文学とか歌って多いよなーとかとか。

一つの事象から幾重にも別れていく思考。


けど、お坊さんに言わせれば「全然薄くなってないやん。むしろ普通より多いわ」らしいです。うーんどうなんだろう。

確かに私は元々すごい髪が多くて、むしろそれが悩みでした。全然アレンジ出来ないし、髪留めとかふつうのじゃまとめられないし。

髪の綺麗な方って憧れます。

そう言えば若い頃、知り合いのお姉さんにものすごーく美人な上、たいそう優しいというか細やかな気を使って下さる方がいて、けどその方髪の毛がちょっとだけ薄く……でも髪型で全然カバーできる程度だったので、「ああっ髪のアレンジをちょっと変えれば更に魅力的なのに! 」と密かにジレンマを抱えた事があります。

そのお姉さんの事、大好きだったからこそ言いたくて、大好きだからこそ言えませんでした。

元気かなあお姉さん。