色恋

将棋世界を読んでいたら、とある棋士の奥様が「あなた、今、若い愛人いないでしょ？だから次は負けるわよ」と仰られて実際、その通りになったという文章を読んでいて「かっけー」と思った私。肝が座ってるわー。

そしてまた、違う話。

旦那さまがよく浮気をしていて、回りから別れを勧められても出来ずその理由が「だってあの人面白いから…」

で、結局そのだんなさんは時が経つと共に浮気をしなくなったそうなのだが、そして周りが「良かったねえ」というと奥様が「ううん、だめ。あの人、面白くなくなっちゃった…」と。

ああ、解ると思った私。

浮気賞賛、という意味は全く無くて、全然嫌いだけれど、そこと魅力は別って話。で、魅力的な人とは他に問題があっても離れにくいよなあ……。
（だから逆に言えば、その魅力が無ければ、問題があればすぐに離れられる）
（そして、よく言う『男を掴むには胃で掴め』ていうのも同じ理屈じゃないかしら。他に魅力があると離れがたい、てゆー）

きっと、上記のお二方は、浮気相手にも自分の奥さんにも優しいんだろなーと想像。そしてして(まだ)良い浮気と「それ、絶対ダメだろ」て浮気もあるもんねえ。

これって、源氏物語の時代、ていうか神話の時代からそうだもんね……。

などと、色恋について思うあれこれ。