欲しいもの

図書館で借りてきた本て、その一冊一冊に違う匂いがあるところが好きです。私ではない、他の誰かがつけた匂い。その人の匂いって、その人の過ごした時間だから。
以前、この本を借りた人達はどんな風にこの本を読んだのかなーとか色々思います。大切に？　暇つぶしに？　色んな時間。


なんか急に暑くなったり寒くなったりで体調が……。どうしたのだろう。風邪でもひいたかしら。微熱と動悸が。そんななか、浴衣が欲しいなー、マキシ丈のワンピースが欲しいなー、ラ・ペルラの下着と部屋着が欲しいなー、とか色々夢想。はは、逃避です。

正絹もそうなんだけれど、トロンと肌にまとわり付く感じの布は素敵ですよねー。


どれだけ親しくても、またさほど親しくなくても、誰かと誰かがまったく同一の気持ちになる事って無いと私は思うけれど、それって悲しいとか寂しいってより救い。

誤解とか思い込みとかもねー、その時は色々やるせないけれど、でもまーそれが無ければ物語は成立しないというかつまんないというか要するにスパイスだよねーとも思います。

そんな私は、自分が結局のところ他者に何を求めているかがよく解りませんが、それは結局、自分が他者に何をあげられるのか解っていないからかもしれない。


昨日、そして本日拍手押して下さった方、有難うございました。めっちゃ嬉しかったです。