得たもの

とある事でお坊さんにむかついていた私。何度も謝るお坊さん。

君のいいとこは、そうやって何度怒られてもちゃんと謝るとこだわねえ。

「え？　だって自分が悪いんだから、謝るしかなくない？」

いやー、自分が悪くてそれ解ってても、「解るだろ？　俺、素直に謝れない性格なんだよ、それ解って見逃してよ。お前が察して包んでよ。ちらっちらっ」て人も結構いるよ。

特に男性に多い気が（まあでもそれは日本の土壌から出来たものでしょう）（女でもいるが）。あたしの経験上。思い出し怒り。

「あーそれは俺、反面教師だわ。唯一、あの人から学んだものだわ。そこで一言謝ったら、全然受け取り側の印象って違うのにって」

ふーん、そうなのー。まあだったら、とっても良いものを教えてもらったんだわねえ。

だから人生において、時にはイヤな人と接しざるを得ない事もあるけど、それも勉強だよねー。

でもどこの場で何を得るかって人それぞれだから、まあ結局、受け止め方の問題かー。


あたしもお坊さんと同じような経験があるから、めちゃ言うけど。

愛してるもごめんなさいも。

「言わないで察しろよ？」て甘えで傲慢。

まあ、気遣って先回りして察して応対するほどの、その対価に見合うぐらいの、他の魅力や実力がその人にあるならしてやってもいいがな！（←お前が何様）

けど、それって純粋に美しくない気がする。