夏と用

お坊さんが、「はいてみたら小さかったー」と言っていたボクサーパンツを貰いました。黒地に赤のラインが入ったアディダスのもの。

元々は女性っぽいデザインの下着が好きな私ですが、いざはいてみると結構快適。そして新鮮。

また「これも小さいー」と言っていたTシャツも貰いました。濃いブルーに白の刺繍でハートと白のファスナーで装飾されたもの。

元々お洋服も女性っぽいデザインが好きな私ですが、こういうぶっかいのもたまには良いです。


お母さんが作ったもの、もしくはコンビニのおにぎりしか食べられない、カノジョが作ったおにぎりは食べられない。て男性が増えてるんだそうな。そう言えば以前もそんな話を聞いた事があったわー。

あなたは良いねー。普通においしそうに食べてくれるから。(私はお弁当を作るのが好き。何故かと言えば、あの箱庭的な世界観が私の琴線に触れるので)とお坊さんに言う私。

「当たり前じゃん。食べるがな」

いや、その当たり前じゃないのが増えてるんだよ～。どこか曲がった潔癖症というか。そう言えば私も実際に、自分の家でも他人の家でも、一度自分で改めて洗ってからじゃないとグラス使えない男知ってるわ……。

しかしカノジョが作ったおにぎり食べられないって話はねー。カノジョとはちゅーするし舐めもするのに、作ったおにぎりが食べられない？　意味が解らん。ていうか。

はっ、そんな男に用は無ぇ。

私も潔癖症なとこあるけど、でも友達の作ったおにぎりとかお坊さんの巻いた巻き寿司とか喜んで食べますけどねえ。むしろおむすびとか巻き寿司とか、あとはお漬物って、その人それぞれの味がして美味しいと思います。

他人が作ったおにぎり食べられないとか、自分が洗ったグラスじゃないと使えないとかって、無意識的に他人を信用して無いんじゃないのかなー。潔癖症てゆーより。そう、肉体的というよりは精神的に潔癖症ていうか。

えっちはするのに、自分の事信用しない男なんかねー。はっ、用は無えぜ!


そういう人たちは一度使った下着や服あげたり、貰ったりてのもダメなのかなー。楽しいのにー。(まーあたしの下着はお坊さんにはあげられないけどさー。物理的にビジュアル的に)

男と女の色々っていつも興味深いです。


さて、愛知県は連日36度か37度とか。暑い。溶ける(化粧が)。

歩いていたら、久しぶりの感覚を味わいました。アスファルトから熱が立ち上って、一呼吸一呼吸する度に、体のなかに夏が増えていくあの感じ。愛おしいこの感じ。


本日、拍手押して下さった方、ありがとうございました。とっても嬉しかったです。励まされます。