僧侶への復讐(地味)

とある事でお坊さんにとってもむかつき、けれど東京出張中の彼にぐだぐだ言うのも大人げないと思いしかしむかむかちゃんは溜まるので、なんかお坊さんが嫌がる事やってやろーと、夜中に起きだし大掃除をしてみました。

て言っても夜だし、音とかのしない大掃除で。蛇口の溝に溜まった汚れとったり。地味な作業、復讐だ。

すっきりしましたが、そんな訳で今とっても眠いです。まだ午後二時だよ。早いよ。今日予定無くてよかったよ。

そして今朝、電話してきたお坊さんに「……て言う訳で私はとってもむかついているのだが、まあでもそれはそれとして、せっかく東京にいるんだから今日も充実した良い一日になるといいねー」と私が言ったらば、彼は

「うん。昨日は人の付き合いで、秋葉行ってメイドカフェに行ってきた」と。

へえ良かったじゃん！初体験だねえ。どうだった？

「……いやー。俺、も、全然ダメだわ。あれ。疲れた」

まー君は元々そういう文化キライだもんね。

「て言うか、可愛い子なんてまったくいないし」

それは残念だったねえ。可愛い子いれば良かったのにねえ。行く前にリサーチしないと。

「で、その女に『トイレどこ？』て訊いたら、『トイレじゃないですーお花畑です。だからお花畑行きたいんだけど☆って言って下さい♪』て」

……えっ……それ、あなた言ったの……？

「いや、ムシして一人で勝手に行った。言ったら負けだと思って」

負け。なんの。困った客だね。そこは乗ってあげようよ。まーでも良い人生経験出来たじゃーん。私も執事喫茶かメンパブでも行こうかなあ。

「行きたいのお前」

いや。だったらそのお金で、ワインとかお花とか本とか、お洋服買ってるほうがいい。自分の嗜好的には。ふふ、ただ言ってみただけー。

そー。お坊さんがむかつくから、なんか復讐してやろーと考えた時、一人で彼の買ってきたワイン空けてやろうかなーとか蟹(お坊さんの好物)でも食ってやろうかなー、とも思ったのですが、まーでも一人でやってもつまんないなーと止めました。
こういうとこ、思い切りの悪いあたくし。


という訳でお坊さんのメイドカフェ初体験でした。夜行った、飲み屋とかクラブのが全然楽しかったそう。秋葉原ではAKBの劇場を外から見れたほうが嬉しかったそうな。

そして私へは、お土産にその店で貰った、クリアファイルをくれるそうです。へー興味津々。楽しみです。



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