体罰と世界

ニュースで体罰問題などを見る昨今。

体罰かー。体罰って、ライン引きが難しいから結局は全てダメだと思う。飲酒運転と同じ。自分が「大丈夫」と思っていても、結果としてダメだったり悲劇を生む事があるから、そのラインを決められないから、全てダメだと。

しかし私が子供の頃は、部活やお稽古事に限らず、学校で体罰とかセクハラ、パワハラって普通にあったなあ。

忘れ物1つする度、鉄の棒(細いものだったけど)で一回お尻叩くとか……今思うに、あれは先生楽しんでいたな。

ある時、セクハラする先生にそれはもーむかついて、友達と他の先生に訴えに行ったら、「ごめんねー、俺もそれは知ってるんだけど、あの先生は学年主任だから俺らが何かは言えないんだよ～」と謝られたりとか。あったわー。ないわー。そういう事情があったとしても、それを悪びれもせずぬけぬけと子供に言えるその神経が。眩暈。

その時は、子供心に「そうか、大人の世界とゆーのはそういうものなのか」と思ったけれど、今考えれば「はー？」て話です。

子供って、自分の見えてる世界が世界の全てだと思うから、それが普通なのだと思うから、なかなかおかしいって事に気付かないですよねえ。

自分の見えてる世界は、世界の一ミリにも満たない、て知るのが大人になる事のような。ある意味。



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