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という訳で、叔父とのお別れに行ってきましたー。

色々色々思った訳ですが、そういう一切合財、自分でも整理がつかない膿のような毒のようなけれどそれでも愛のような、そんな感情だったり、骨肉の争いだったり、そんなこんなをここで書くのも美しくない気がするし。

遺書だったり叔父の家だったりを見てびっくりし、すごーい久しぶりに弟やたーちゃんの旦那さんに会って。

で火葬場に行って帰ってきて思った事は、人間て、結局自分が与えた愛しか与えられないものなんだなあ、という事でしょうか。多分、それって絶対。

例えば、たーちゃのお葬式だったり最後に荼毘にふす時だったりは、私や弟は勿論号泣、ていうか慟哭、していたけれど、それほど縁が深くなかった人でもみんな泣いてくれて惜しんでくれたけれど(まあ、あまりに私たちが呼吸が出来なくなるぐらい泣いていたせいで、もらい泣きした人もいたのかもしんない)。

叔父の火葬場にいたのは私と弟とたーちゃんの旦那さん、そしてお坊さん。というあっさりしたもので、の上に誰も泣かなかった。
(お坊さん曰く『俺も仕事柄、こういう場面に日常的立ち会うけど、こんなラフなのは初めてだ』と)
(火葬場の人なんか、笑顔だったりして)(←それにはちょっとびっくりしたけど。怒る人は怒るんじゃなかろうか…)

泣かなかった。泣けなかった。

たーちゃんは、周りにたくさん愛を与える人で、そういう人に育ててもらえた幸運に改めて感謝しました。

泣けなかったけれど、叔父とのお別れの時に冥福を祈った気持ちに偽りは全く無いし、私が叔父の生前、彼に対して犯した全ての罪に謝りました。

トラブルを起こしたままのお別れにならなくて、本当に良かった。行って良かったです。もちろん、生前に仲直りできればそれが一番良かったけれど。

しかし、叔父の家の整理が大変だなあ………。元々は別荘風のログハウスで、すごいいい家なんですが、あの夥しいモノ。

昔、寂しくて寂しくて、部屋のなかを小物でいっぱいにしている少女の話を小説に書いたのですが、それを思い出しましたよ。

うーん、私も自分の荷物減らそう。いや、元々そんなに無いけどさ(本以外は)、さらにね。

そして、自分に出来る限り、大切な人たちには持てるだけの愛をあげたいなあとか。押し付けじゃなく。

そういう事が学べた、良い、と言うのも変だけれど、でも良い経験でした。

たーちゃんの旦那さんや弟とも、話す事が出来たし。
(今までは街で偶然出会っても、無視だったのだ)(そんな家族)

叔父に感謝したいと思います。小さい頃、遊んでもらったりしたことを思い出します。いつも思うけど、愛て良くも悪くも続くけど、憎しみって良くも悪くも続かないよね。

しかし遺書ってのは、その人の人生が滲み出るものですね。たーちゃんに、遺書はなかった。遺言て言えば、「亡くなった後の体を、医学のために解剖して欲しい」ってだけでした。
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