小説や徒然やALSや。
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ネイル変えました。濃いピンクに金のラメ。濃いピンクのネイルポリッシュが二本あるので(下記参照)、使わねばと。
こればっか塗っててもいつ無くなるんだってぐらいありますが。
ていうかこれに限らずネイルポリッシュって、使いきる前に大概中が固くなって塗りにくくなるか、色に飽きちゃうかして使いきれないことがそもそも多いです。勿体無い。(けど、皆そうなのでは)
爪は、お店でやってもらったり友達にやってもらったり、自分でやったり。色々ですが、綺麗だと心が潤うので、出来る限り美しく保ちたい。家事も日常もあるので、出来る限りですが。
介護やってる時も、出来る限り爪は飾ってました。んで、なんかその頃は強い濃い色が多めだった。求める色に、気持ちが出るもんですね。
とは言っても、たーちゃんが最後の入院してからは全く爪いじれませんでした。お坊さんにたーちゃん見てもらってる間にお化粧すんのがやっと。
な訳で、爪塗りつつ思うのは、こうしてゆっくり塗れるのは塗れるで、寂しいな。とてもとても寂しいな。
爪がボロボロだった時は「イヤだなー」とか、思ってたのにね。
どうしてもっとありがとうって言えなかったのかな。どうしてもっとごめんなさいって言えなかったのかな。どうしてもっと優しく出来なかったのかな。
もっと生きていて欲しかったな。
それは尽きない繰言ですが、ネイル塗りながらまたそんな事を考えつつ。
毎日ふとしたきっかけでそんな事ばかり思いますが、しかしそれだけをずっと思ってる訳でも無いのが、それと平行して日常の色んな事を思ったりしてるのが、人間の図太さですね。それが生きてるって事なんだろう。
お彼岸ですね。お墓参りは明後日行ってまいります。
こればっか塗っててもいつ無くなるんだってぐらいありますが。
ていうかこれに限らずネイルポリッシュって、使いきる前に大概中が固くなって塗りにくくなるか、色に飽きちゃうかして使いきれないことがそもそも多いです。勿体無い。(けど、皆そうなのでは)
爪は、お店でやってもらったり友達にやってもらったり、自分でやったり。色々ですが、綺麗だと心が潤うので、出来る限り美しく保ちたい。家事も日常もあるので、出来る限りですが。
介護やってる時も、出来る限り爪は飾ってました。んで、なんかその頃は強い濃い色が多めだった。求める色に、気持ちが出るもんですね。
とは言っても、たーちゃんが最後の入院してからは全く爪いじれませんでした。お坊さんにたーちゃん見てもらってる間にお化粧すんのがやっと。
な訳で、爪塗りつつ思うのは、こうしてゆっくり塗れるのは塗れるで、寂しいな。とてもとても寂しいな。
爪がボロボロだった時は「イヤだなー」とか、思ってたのにね。
どうしてもっとありがとうって言えなかったのかな。どうしてもっとごめんなさいって言えなかったのかな。どうしてもっと優しく出来なかったのかな。
もっと生きていて欲しかったな。
それは尽きない繰言ですが、ネイル塗りながらまたそんな事を考えつつ。
毎日ふとしたきっかけでそんな事ばかり思いますが、しかしそれだけをずっと思ってる訳でも無いのが、それと平行して日常の色んな事を思ったりしてるのが、人間の図太さですね。それが生きてるって事なんだろう。
お彼岸ですね。お墓参りは明後日行ってまいります。
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お坊さんが買ってきてくれたフィギュアスケートするウランちゃん。かわゆー!
わたくし、携帯のカスタムもアトムシリーズだったので尚更嬉しかったです。らぶ手塚。
さて、朝テレビでやっていたALS患者さんのドキュメントはお坊さんにも伝えたのですが。それへの自分の感想も含めて。
私「という訳で、こういう生と死の色々話を僧侶仕事の参考にしてくれ」
お坊さん「あーそれは何よりも勉強になるよね」
私「そう。そしたらたーちゃんも喜ぶし。そんで、僧侶で出世して私を楽させてくれ」
お坊さん「あー解った。そしたらたーちゃんも二重に喜ぶしね」
と、そんな聖なんだか俗なんだか、って会話をお坊さんとしていたのですが、ていうかよく考えればそれ俗99%じゃね?て感じですが、お坊さんに言わせれば「そんなの、俗を知らない人は結局聖も知らないんだよ」。
なるほど。色々重みのある言葉です。
ていうか、それって私が小説で書きたいと、常々思ってたことの一つであるよな。
そんなこんなで、それなりに元気な私です。なんかこう、文章だけでみるとえらい落ち込んでるみたい(な気がする)ですが、そういう訳では特になく。
日々まったり、色々携えたまんまいきたいもの。何かを捨てるわけじゃなく。
本日拍手を押して下さった皆様、本当に有難うございました。励まされました。
明日から三連休ですが、良い日をお過ごしくださいー。
朝からニュース見て、ぼとぼと泣いて。ていうのは、そのニュースでALSの患者さんとその介護されるご家族さんの事をやっていたからなのでした。
ALSが体中の筋肉が段々と動かなくなってく病気ってのは、何度も書いた事ですが、それがどんどん進んでくと筆談や眼球運動による意思表示も出来なくなって、自分の意思も感覚もまったく正常にあるのに、それをまるで外部へ伝える事が出来なくなってしまうのです。
思っても感じても、それを一つも誰にも伝えられない。もうずっと。
そうなった患者さんと、そのご家族のドキュメントでした。
たーちゃんの場合は、人工呼吸器をつける、つまり延命治療を選択しなかったから、亡くなる前日ぐらいまで自分の意思を筆談で伝える事は可能でした。
つまり、指や瞳や、体の細部は動く状態だったけれど、呼吸の筋肉が動かなくなって亡くなったので。
ALSになってから、人工呼吸器はつけないってのは、たーちゃんの一貫とした強固な意志でした。たとえどんなに呼吸が出来なくって苦しくても。
(看護師さんは、常に海でおぼれてる状態と言ってらした。24時間)
人工呼吸器をつけるつけないってのは、本人と家族の選択で、どちらが正しいとか間違ってる事は無いと私は思うけど、人工呼吸器をつけたら、たーちゃんはまだ生きていたんだよなー。
たとえ自分の意思を何一つ伝えられない状態になっていても。
そしてたーちゃんが人工呼吸器をつけないって選択したのは、たーちゃんの価値観に基づいてだけど、そこには彼女の、介護する私への配慮があったのは疑う余地は無い。
あ、ちなみに今は、ALSになった患者さんは人工呼吸器をつける事を選択される方が多いそうです。
だから呼吸は機械で保持されて、けれど症状は進むから、上の状態が引き起こされる訳です。
なので、色々思います。泣きました。
たーちゃんに対する私の、ありとあらゆる意味においての罪悪感は一生消えないけど、しかし私も自分がALSになったら人工呼吸器はつけないだろなー。
ていうか、その前に胃ろうもつけるじゃろか。胃ろうなら、まあつけてもいいけど、私の場合やってくれる人もいないしなー。
(たーちゃんの闘病仲間さんには、胃ろうも拒否された方もみえました)
まあどんな選択をしようと、私は後悔するだろうとは、たーちゃんが生きてた頃から思った事だし、お医者さんにも看護師さんにも言っていた事だけど。
せめてたーちゃん自身は、後悔が少なかった事を祈りたい。それは私の勝手な願いだけど。
しかし、普段は全然笑ったり楽しんだり食べたり寝たり出来るのに、ふとしたきっかけがあると感情がセーブできないので困りますー。
まあ仕方ないか。彼女が亡くなってからまだ半年も経ってなく、昨年の春は一緒にお花見していたのだものな。
こんなものでしょう、きっと。ていうか、私が犯した数々の罪を考えれば、今まるで私が元気だったらそれはそれで情け容赦ねーわ、とも思います。はっは。
そう言えばもうすぐお彼岸ですね。
ALSが体中の筋肉が段々と動かなくなってく病気ってのは、何度も書いた事ですが、それがどんどん進んでくと筆談や眼球運動による意思表示も出来なくなって、自分の意思も感覚もまったく正常にあるのに、それをまるで外部へ伝える事が出来なくなってしまうのです。
思っても感じても、それを一つも誰にも伝えられない。もうずっと。
そうなった患者さんと、そのご家族のドキュメントでした。
たーちゃんの場合は、人工呼吸器をつける、つまり延命治療を選択しなかったから、亡くなる前日ぐらいまで自分の意思を筆談で伝える事は可能でした。
つまり、指や瞳や、体の細部は動く状態だったけれど、呼吸の筋肉が動かなくなって亡くなったので。
ALSになってから、人工呼吸器はつけないってのは、たーちゃんの一貫とした強固な意志でした。たとえどんなに呼吸が出来なくって苦しくても。
(看護師さんは、常に海でおぼれてる状態と言ってらした。24時間)
人工呼吸器をつけるつけないってのは、本人と家族の選択で、どちらが正しいとか間違ってる事は無いと私は思うけど、人工呼吸器をつけたら、たーちゃんはまだ生きていたんだよなー。
たとえ自分の意思を何一つ伝えられない状態になっていても。
そしてたーちゃんが人工呼吸器をつけないって選択したのは、たーちゃんの価値観に基づいてだけど、そこには彼女の、介護する私への配慮があったのは疑う余地は無い。
あ、ちなみに今は、ALSになった患者さんは人工呼吸器をつける事を選択される方が多いそうです。
だから呼吸は機械で保持されて、けれど症状は進むから、上の状態が引き起こされる訳です。
なので、色々思います。泣きました。
たーちゃんに対する私の、ありとあらゆる意味においての罪悪感は一生消えないけど、しかし私も自分がALSになったら人工呼吸器はつけないだろなー。
ていうか、その前に胃ろうもつけるじゃろか。胃ろうなら、まあつけてもいいけど、私の場合やってくれる人もいないしなー。
(たーちゃんの闘病仲間さんには、胃ろうも拒否された方もみえました)
まあどんな選択をしようと、私は後悔するだろうとは、たーちゃんが生きてた頃から思った事だし、お医者さんにも看護師さんにも言っていた事だけど。
せめてたーちゃん自身は、後悔が少なかった事を祈りたい。それは私の勝手な願いだけど。
しかし、普段は全然笑ったり楽しんだり食べたり寝たり出来るのに、ふとしたきっかけがあると感情がセーブできないので困りますー。
まあ仕方ないか。彼女が亡くなってからまだ半年も経ってなく、昨年の春は一緒にお花見していたのだものな。
こんなものでしょう、きっと。ていうか、私が犯した数々の罪を考えれば、今まるで私が元気だったらそれはそれで情け容赦ねーわ、とも思います。はっは。
そう言えばもうすぐお彼岸ですね。
毎夜、君の夢を見て、毎朝、体中に汗をかいて起きるけど。
その毎日がいつまで続くのかは解らないけれど、今はこれでよいのだよね私は。
だって君は、去年の春にはまだ桜の下を笑って自分で歩いていたのだから。
昨夜の夢は、たーちゃんをどうしてもすぐに着替えさせないといけないのだけれど、彼女の長袖のパジャマがどうしても見つからない(半そでのは死ぬほどあるのに!)というのと、たーちゃんが気球に乗りたいというので、たーちゃんとお坊さんと私で乗ろうと、なんとかその手立てを考えているというもの、その他幾つかでした。
ふーやれやれ。
そんな訳で本日はホワイトデーですね。どこか出かけるご予定の方もお仕事の方も、おうちで過ごされる方も、良き日曜でありますように。
私はと言えば、お坊さんが仕事から帰ってきたら、どこかに行く予定です。多分。
3月中にやりたい事が相変わらず滞ってて、とっても焦り気味ですが、まあ気分転換に行ってきたいと思いますー。
ところでホワイトデーという事で、「ホワイトデー何が欲しい?」と訊かれ「オリーブオイルと白ワインビネガー」と答えたら(丁度その時切れていた)「…買えよ。普通に」と返されました。そだよね。
そして、「だからー。他になんか無いの?」と更に訊かれ、別に欲しいもんなんて無いんだけどなーと思いつつそれでも自分なりに考え、「たーちゃん」と答えたらば、沈黙され、沈黙の果てに「──そやなー。俺がイタコやったらなー」と若干凹まれました。
「修行したら?やればなんとかなるかもよ、一応あなたは僧侶なんだし」
「…う、うん。ちょっとの間、俺、帰ってこないかもしれないけど。恐山行って。心配しないでいいから」
「うん、お土産待ってるねー」
やっかいな願い事を抱えるお坊さんに幸あれと願うばかりですが、ともあれ、良いホワイトデーをー。
あれ、でも私も若いときは「ティファニーのネックレス☆」とか言ってた気もするのだが…一体どこから変わったのか。
一昨日、昨日拍手を押して下さった方、有難うございました。嬉しかったです。
私はと言えば、お坊さんが仕事から帰ってきたら、どこかに行く予定です。多分。
3月中にやりたい事が相変わらず滞ってて、とっても焦り気味ですが、まあ気分転換に行ってきたいと思いますー。
ところでホワイトデーという事で、「ホワイトデー何が欲しい?」と訊かれ「オリーブオイルと白ワインビネガー」と答えたら(丁度その時切れていた)「…買えよ。普通に」と返されました。そだよね。
そして、「だからー。他になんか無いの?」と更に訊かれ、別に欲しいもんなんて無いんだけどなーと思いつつそれでも自分なりに考え、「たーちゃん」と答えたらば、沈黙され、沈黙の果てに「──そやなー。俺がイタコやったらなー」と若干凹まれました。
「修行したら?やればなんとかなるかもよ、一応あなたは僧侶なんだし」
「…う、うん。ちょっとの間、俺、帰ってこないかもしれないけど。恐山行って。心配しないでいいから」
「うん、お土産待ってるねー」
やっかいな願い事を抱えるお坊さんに幸あれと願うばかりですが、ともあれ、良いホワイトデーをー。
あれ、でも私も若いときは「ティファニーのネックレス☆」とか言ってた気もするのだが…一体どこから変わったのか。
一昨日、昨日拍手を押して下さった方、有難うございました。嬉しかったです。