忍

なんかすげーバカに見えるらしいあたし、というのが目下の悩みなのですが、それが悩みって心外なのって、裏返しで「そこまで私、阿呆じゃない」と思ってる訳で、まー笑っちゃうわよねえ。

というのは置いておいても、自分が知らないだけで、すごく挙動不審なのか欠陥があるのか不安になるんす。

お坊さんに言わせると「ちっちゃなことはー気にしないー」だけれど。

でも彼に言わせると、世界の大概な事がそうなのよね。そこが、私が彼を愛する部分でもありまた憎む部分でもあり。


さて京都へ修行に行ってるお坊さん。忙しい時間の合間をぬって電話をかけてきてくれるのですが、その修行は一言で言うと「耐え忍ぶ。忍」て感じなのだそーな。

具体的には何が一番辛いの？　閉鎖空間？

「そう」

お風呂もみんなで入って、夜は雑魚寝。食事は出されるもののみ、外出も不可。

ねー一緒に修行してる人で美少年とかいないの？

「……いたら何？」

いや、寄添えば少しは気が晴れるかと思って。でも実際にはおっさんばかりでいないそうです。あら残念。

憂鬱と大変とすうすう

憂鬱な事に本日は夜、憂鬱な集まりがあり、朝から憂鬱なのでした。憂鬱。

何故にGW中の日曜の夜に…私が決められる日じゃないから仕方無いけれど。


しかしお坊さんも今、京都で頑張っているのだから、なんとか頑張らないと。好きな誰かが頑張っている姿をより詳しく想像して自分も頑張ろうと思う事がままあります。

そう、来月も京都なのに今月も京都へ修行に行ってるお坊さん。大変。

普段からずっと一緒にいる訳でもないのに、遠い所にいるんだーと思うとうっすらすうすうするのが不思議と言えば不思議。パートナーさんが海外出張とか多い方は大変だなあ。


集まりの後は、どこかぶらっと出かけてこよー。なんかご褒美が無いとね。て言うほど大変な集まりでも客観的には無いのですが、色んな事情から私にとっては憂鬱な集まりなのでした。憂鬱。


本日、拍手押して下さった皆様有難うございました。感謝いたします。

ちくちく

着物で何が面倒と言うと、半衿(長じゅばんに付ける衿)付けかなあと思うのですが、しかし今はマジックテープで付けられるものもあるし、また半衿をつけたまま長じゅばんも、ネットに入れて洗濯機で洗濯出来るので。

しかし私は半衿付けが結構好き。手縫いでちくちくしてると、良い気分転換になります。考え事も出来るし。

半衿が違うだけで大分感じも変わるし。着物のコーディネイトって面白いなー。

面白い柄の布とかをついつい半衿にしてしまうのですが、着付けの先生には怒られるかも、と思ってまだ持っていってはおらず。

ちくちくして手間をかけていると愛着がわいて、昔の人ってだから物を大事にしたのだろうなあとも思うのでした。

音と風

雅楽には笙の入ってる曲と入っていない曲があるのですが、お坊さんは笙の無い曲を「哀愁があって異国情緒があって好き」と言う。

そうねー、笙が入ってると重厚になって、上品で華やかだけれど。(でも私、自分がもし和楽器やるなら竜笛か笙がいいなー)

民族音楽特有の哀愁ってすごく好きだなー。悲しい事を笑ってる感じ。(嗤ってるでは無く)


ところで昨日、駐車場に車を停めて少し時間があったのでぼーっとしたら、近くの工事現場の音が聞こえてきました。温泉でも掘ってるのかと思った(そんな訳無いか。でもそういう機械だったのですー)けれど、ガス工事との事。

アスファルトを掘っているその規則的な音がとても綺麗に聞こえて、ふとあーこの旋律って雅楽に似てるわ、と思ったのでした。世界には似てる音がたくさんあるのね。


お坊さんにスマホのアクセサリーを買いました。バニーガール的な兎の耳。白とピンクのラインストーン。

私としては「これ、大人の男がつけてたら、絶対可愛い！」と自信満々だったのですが、彼の評価は「大丈夫？　俺、これつけてたらゲイと思われない？」

そんな事無いと思うが(ていうかもし万が一ゲイと思われたとしても何がいけないのだ)、そうして彼はなかなかつけてくれず。

しかしやっとつけた所、お洒落な先輩ややはりお洒落な同僚の女性に「いいねーそれ」と褒められたとの事。

「俺、もー外さないわ～」

そうかいな。まあ世間一般的に評価ってそういうものよね。容易く移ろう。

いたたまれない

激安ペットボトル焼酎のロックにするめ、というのに一時期凝っていたのですが(理由。安い太らない早く酔っ払える)、うちのお坊さんに「お願いだからやめてくれ可愛くないから」「お前は土方のおっさんか」と懇願され、最近止めました。

いや、でもさー美味しいものに美味しいワインなんて、あなたといる時だけでいいんだよねーあたし。
一人の時になんて勿体無い。勿体無い。


となんで朝から酒の話題と言えば、今朝の朝ドラを見たからです。

女の人の酔っ払って失敗する姿を見ると自分を見てるようでいたたまれないわー。それはあたかも公共の場で同人読んでる人を見た時のよーに。

けど、私は酔っても明るくなるか、いー加減な事言い出すか、寝るぐらいだけども…。(ま、自己申告なんて当てになりませんがね)


「はっと気付いたら目の前に〇〇〇があって仕方無いからくわえといた」「はっと気付いたら事故ってた。知らん男の助手席で」とかそーゆー事は無いけども。(皆知人実話)(友人の話、知人の話、というのは大概本人の実話という説があるが、これは誓って違います。ええ本当ですとも)


あーでも大昔、酔って駅のベンチで寝ていた事はあったな。心配したお坊さんが一時間かけて迎えに来てくれたわ。(超迷惑)

「知らんリーマンたちが覗き込んでたんやに！　俺があと少し遅かったらどうなってたか！」と散々怒られました。


と、そんな事がありましたが、今は一人で本読みながら飲んでるか、お坊さんとぐだぐだ飲んでるのが好きです。女友達と飲むのも楽しいわー。ほわっとします。