欠如

先日起きた、痛ましい事件のニュースをテレビで見ていたら、その事件の容疑者の人柄、とゆーありがちなのをやっていて、そのなかで「大学の新歓コンパで、好みの女性のタイプを『小学生とか小さな子』と言っていた」という証言があり、びっくりした私です。

だってさー。

私は元々、人の嗜好は他人に迷惑をかけないで（それは大々前提としてな）自分で処理するならば、まあ個人の自由だべ。

とは思う方だが、しかしそんな私でも、初対面の男の人が、好みの女性のタイプをそう言ったらびっくりするわ。

というか、大概の人はそうだと思うのだが。

もし自分の性癖が大多数の他人と違っていたら、それって多分誰にも言えなくて言えなくて、ずっと心に抱えて、抱えて抱えて、もし誰かに喋るとしてもすごく親しい人とかもしくはカウンセラーみたいな人にやって喋られる…ぐらいのものだと思うのだが。

それをほぼ初対面の人ばっか集まったとこで、さらっと言えるというのが…。

その客観性の無さというか社会性の無さが、恐ろしいーと思いました。

しかも小さな子のが純粋とか、なにそのステレオタイプなイメージ。純粋な50歳も、不純な小学生もいるわさー。私なんかもー小学生の頃から純粋でもなかったわよ。（別に、声を大にして言うことでもない）

そう言えば、昔知り合いのおっさんでフィリピンパブがだーい好きな人がいて（チャイニーズパブだったかもしれん）なんでかって言うと、「日本の水商売の女より、彼女たちは家族のために外国まで出稼ぎに来てるんだから純粋で可愛い」って言ってた人が、いたっけなー。

だーから、そういう人も確かにいるかもだけど、違う人もいるだろし、日本のお水の人だって色々だし、それぞれだわよー。
その安易なイメージが………。笑える。

もちろん、そういう商売は相手に夢見させるのも料金のうちだけどね。

しかし相手に自我が無いほうがいいって、結局は自分の思い通りにしたいって事なんろーけど、なんかなー。

恋愛とか、それに準ずるものなんて、思い通りにいかないから楽しいのにねー。計算どおりにいかないっていうか、化学変化っていうのが。
ある意味それが醍醐味なのにねー。


しかし性的犯罪とか罪の無い子がまきこまれる犯罪のニュースを聞くと、ものすごーくどんよりしますね。ずーん。痛ましいよ。