惑

今書いてる小説の参考に、男性の意見を聞きたいなーと思い、一番近くにいる男性＝お坊さんの話を聞いてみました。

「ねーねー初チュウの時ってドキドキした？男子的には色々考えるもの？」

「そりゃドキドキしたと思うし、色々考えたとも思うけど、あんまり覚えてないなあ…うっすらとしか…ていうか、お前こそどうなの」

私かー。

私は男子では無いし、だからこそ男の意見が聞きたかったんだけれど、ていうか、自分の初チュウって保育園だったか小学校の時にチカンにされたものだからなー。

そして付き合った人とか好きな人とか相手の話だったら、これがまるっきり覚えてないんだよねー。いつだったかすらも。覚えてないって事は、大して印象に残らないものだったんではないだろーか。解らんけど。

「あ、ほんなら○○に聞いてやろうか？初チュウの話」

○○、とはお坊さんの後輩イケメンくん。

「あいつなら、繊細でナイーブだからキチンと覚えてるかも」

繊細でナイーブな後輩くんなら覚えてるって……。

え、それは遠まわしに、綺麗さっぱり忘れ去ってるあたしを非難してるんですか？


ちなみに、今書いてる話ってラブコメです。何を血迷ったの、あたし。いや、なんか今までと違うのが書きたくてですね。

しかし以前はラブコメ書いてって言われても「えーヤだー!!」とか思ってたのに、自分で積極的に書きたくなるとは人間とは変わるものですねー。

まあ人間この歳、初チュウなんて遥か遠く忘却の彼方に行ってしまった歳になると、柔軟になるのでしょう。

ちなみにラブコメの前に書いてたのは、自分的お伽噺。なんか違ったものが書きたい最近らしいです。