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私、たーちゃんのお通夜と葬儀では和装の喪服を着たんですが、だもんで髪のセットと着付けで私が席を外してる間、お坊さんとわしの弟は2人で色々話していたのだそーだ。
で、その時弟は、お坊さんに「姉は怒ると手がつけられなくて。まじで。もーどーにもなんないんす」とひたすら繰り返していたのだそうだ。
どうにもならないのか。そうか。
お坊さんはわしの為になんとかフォローという弁護を試みるも(いーヤツだな、お前は)あまり効果は無かったらしい。
そして弟が言うには、「姉は怒るともーどーにも手がつけられなくて…けれど、姉は苦労したんでほんと姉には幸せになって貰いたいんで、姉の事よろしくお願いします」と。
前後の文繋がってねーよ弟!
怒ると手がつけられないという私の短所をお坊さんに連呼してイメージづける事が、私の幸せにはあまり繋がらないと思うのだが。ふつう。
でもそんなに怒ると怖いだろーか、私。少なくとも手がつけられないってほどでも無いと思うが。多分。きっと。
けれど弟のなかの認識はそうなので、弟のなかに住んでる私はそうなのでしょう。
記憶って、事実を各々が各々に落書きして収めたもんだもんな。
つーか、あたし、昔の事ってぜんぜん覚えてないしなあ。
(しらばっくれてるのはでは無く、23、4歳ぐらい前の事ってほんと覚えてない…その喪失具合は不思議なほど)
そしてまるっきり覚えてないと言えば、弟によると、私は二十歳過ぎの頃、弟と弟の彼女さん(当時)が一緒にいるのを見かけてこう言い放ったのだそうな。
「あんたさー連れるならもっといい女連れなさいよ!」
なにその大暴言。
ぜっんぜん覚えてないんですが。ていうか自分が言うとも思えないシロモノなんですが、しかし言ったのだろうな。何考えてんだ当時のあたし。
…酔っ払ってたんだろうか…。(でもたとえ酔ってたとしても、今じゃ絶対言わない。というか若気の至りとして片付けるにはあまりにもあまりすぎるだろう)
でもまあ、弟がわたしの事をそう思ってくれたのは(いや、手がつけられないってほーでは無く、幸せになって欲しいって事)スナオに嬉しかったです。
つーか、私的には私より弟の方が心配だが。図太い私より、弟のが繊細(心も体も)なので。