子守唄とアサリの夢

夜中に目が覚めてしまい、目覚める直前まで見ていた夢のせいなのか、その後どうにも寝れなくなってしまって。

そのまま一時間ぐらいは寝ようと努めたのですが、ちっとも寝れやしないしその状況に飽きてしまって、すやすや寝てるとお坊さんに「ねえちょっと！子守唄唄って！」と言ってみたところ。
(翌日彼はお仕事休みだったので)
(さすがに仕事あったら言わないぞよ)

「……はァ？」とさも迷惑そうに顔を歪め、しばらくの沈黙の後。

眼を瞑ったまま顔を顰めたまま「まいごのまいごのこねこさん…あなたの…(中略)い、ぬのーおまわりさん…困ってしまって…」

と唄いだした彼。

「わんわんわわーん」闇に響く、その力なき声。

「わんわんわわーん」とそして唄い終わると、またこてっと寝てしまったお坊さん。けなげね。

犬のお巡りさんが子守唄なのかはさておき、きっと彼的には今、犬のお巡りさんの状況であったのだろう、と推察するとおかしかったです。

まあ結局寝れなかったのですが、気分転換にはなりました。

しかし、本当に毎晩見るんですよねーたーちゃんの夢。不思議なほど。その時によって、色んなシチュエーションなのだけれど。

そしてたーちゃんの夢の前に見てたのは、自分がお笑い芸人とゆー設定の夢でした。何故。その意図がわかりません。

女性ピン芸人である私は、テレビのプロデューサーと話してて、「私、別に虫とか魚とか怖くないんですよねー」とか言ってたら、その話の流れで、虫と魚介類が隙間無くびっちりと入ったでっかい水槽にビキニ姿で入れられるとゆーテレビの企画が出来てしまったのでした。

いざ本番。

まーこれでちょっとでも名前が売れて仕事増えたら嬉しいしーとか思い、クレーン車で吊り上げられ水槽に投げ込まれるのですが、いざ入ってもやはり別にキモくも怖くも無いのですが、(けど、私の重みで虫か魚が死なないか心配になる)ただ一点。

首筋にアサリが何匹も食いついてきてすげー痛いんす。

すごーい、アサリが噛み付くなんて知らなかったーしかし痛い痛いよ、振り払おうにもホント隙間無く虫とか魚介が水槽のなかにはいるから腕も動かせないし出来ないし、マジ痛いー。

とか思ってたら、目が覚めました。

ほんと、芸人にもバラエティにも水槽にも虫にもアサリにも首の痛みにも、まったく心当たりが無いのですが。なんでー。