小説や徒然やALSや。
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お坊さん達の募金活動。
は、先日も書いた通り大きなお寺の前の街(寺町)でやってるのですが、先日はそのすぐ近くに違う募金活動をやってる団体も立っていて、なんか微妙な雰囲気だったそうな。
そして通りがかった人が、不思議に思い、その団体に「あなたたちはどこからみえたの?」と訊ねてみたところ、「○○○○(某有名慈善団体)」から来た、との答え。
で、更に詳しく訊いてみると彼らは「△△△△△(某有名新興宗教)」の人だったらしい。
……ああー。
なんか、○○○○ってどーも実は怪しいらしい…て話、そう言えばウワサで聞くもんなあ…。噂なので真偽のほどは確かじゃないですが。
「まーどーでもいいんだけどさー。けど、寺の前で僧侶の前で、ぜってーケンカ売ってるやろ!」
とご立腹なお坊さん。
「この間も×××(こちらは違う某有名新興宗教)がウチの寺の前にワゴン停めて、街宣車みたいなので活動しててよー」
まあお寺の前とかは人通りも多く、かつ、車とかも停めやすいから狙われるのかもねえ。
でもまあ、相手のテリトリーには侵入しないのが日本人としては礼儀よねえ。
けど、変な話ですよね。募金も、宗教も、それ自体は良いもののはずなのに反目しあう、というか争いのタネになるなんてね。変な話、ていうか残念な話ていうか。
せっかくの善意の気持ち、募金なのだから、やはりきちんと誰かの幸せに、明確に繋がるところに募金したいもの。
ちなみにうちのお坊さんたちが集めた募金は、被災地でお風呂に入れない方にお風呂を提供するボランティアの運営資金にあてられるそう。
そのボランティアをやってるのはお坊さんと同じ宗派の、現地の僧侶さんなので安心と思い(まあ私もその方を直接知ってる訳ではないから断言は出来かねるけど)、私も募金。
素晴らしく良い事も素晴らしく残念な事も、どちらもある世の中だから、自分の選択が大事かと思います。
怪しげなとこに募金して、あとでそこを責めるより、自分で選択したほうが早い。
自分の前向きな努力を放棄して、他人を責めるのは好かぬ。とか、政治とか政党とかでも思うけどー。
ああ、それ自体は良い事のはずなのに会えば反目、とは政党も同じなのかしら。
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