しんくろ その三、

お坊さんにワンピースを貰いました。

普段私が短い丈のスカートとかワンピを着ると、「もー短いー。痴女か！」と罵るくせに、こういう短い丈のワンピースを買ってくるのが支離滅裂で私にはよく解りません。
いや、私はこのワンピ、とても好きだけど。(貰った翌日、早速病院に着ていきました)

そしてこれ一緒に、鞄とか髪どめとか幾つかのものを貰ったのですが、ていうのもそれは、来月にちょっとした記念日があってその前倒しプレゼントな訳でした。

しかし、お坊さんがこのプレゼントをくれたその日、実は私もお坊さんに前倒しで買っていたプレゼントを渡そうとしていて。

別に話し合った訳じゃなく、しかもその日はなんでも無い普通の日だったので、偶然だなーと思いました。

しかも私がお坊さんにあげたお財布と、お坊さんが私に買ってくれた鞄が同じブランドの同じデザインの色違いとゆー。(←これも別に話し合った訳では全く無く)

しんくろで若干きもちわるいとさえ思いました。

一緒に長くいると思考って溶け合うんでしょか。空気とか匂いとか感情とか肉とかと一緒に。

そー、来月の記念日って10年記念なのですよね。

10年…気が遠くなるような、ぼーっとするような、不思議なような、愛おしいような。
(いや、でも正確に言えば途中仲良くない時期もあったから、ほんとは少し足りないのだが)