お疲れ様おすし

東北の子供たちを無事、送り出したうちのお坊さん。子供たちがとっても喜んでいたそうなので、何よりでした。彼自身はたいそう疲れたらしいが。そりゃそうよねえ。お疲れ様でした。

子供たちが病気や事故に合う事も無く…しかしスタッフでは怪我人続出だったらしい。ヒルに食われたりとか。

ヒル!?　私、ヒルって熱帯にいるものだと思ってました。

最後の夜にはマグロをはじめ、色んな魚をお坊さんがさばいて、寿司パーティが催されました。さばいたばっかりの魚を、目の前でお坊さんが握るという（彼はお料理屋さんで働いていた事があるので）

それも超大変だったそうな。ま、そだよね、君一人で魚全部下して、全部握って……。

いいなー私も食べたかったよ。ていうかその様子が見たかったな。

「寿司ぐらいいつでも握ったるがなー」

いや、でも個人の家庭でなかなかマグロ一本買わなくない？　マグロなんて、アジとかスズキとかとは違って、なかなかさばける人いないからかっこいーじゃん。

それに自分のいない世界で、自分の好きな人がどんな風に動くのかしゃべるのか笑うのか、その声とか空気とか、見てみたいって思わない？

「ああ、それはね。うん」

いいなーその場にいた人たちがちょっと羨ましいです。ふふ。ま、お寿司自体も食べたいけどね。ふふ。


そもそも下せても、二人じゃ食べきれないしねえ。マグロ一匹。お寿司ってお腹いっぱいになるし。

大体、お寿司って、何貫ぐらい食べるものなのだろうか。人によるのかー。

好きなネタも違うしねえ…好きなネタ三貫選ぶなら、って話が村上龍さんの小説にあったなそう言えば。選ぶもので、その人がどういう人物か解るっていう。

私だったら……うーん、旬の白身一貫、旬の青魚一貫、旬の貝一貫かな。ここから推し量れる私ってなんだろう。

て、話が全然違うところに。とりあえずお疲れ様でした。私もほっとしました。いや、なんにもやってないのだが。



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