小説や徒然やALSや。
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昨年クモ膜下出血で倒れ、今も入院している友達のお見舞いに、お坊さんと行ってまいりました。
手術も無事終わったのだけれど、まだ左半身に麻痺が残る状態なのです。
とは言え、思ったより元気そうで、その笑顔は優しく明るく、それは嬉しく切なく。
ほんとすごく良い人なのですよ。まだ体の動かない状態で、お見舞いに来た私たちをかえって気遣ってくれて。
友達は私の一つ上。友達も勿論大変なのだけれど、看病してらっしゃる親御さんもさぞかし大変だろなあ…。
なんか色々考えました。そして思い出しました。
もし例えば、私が倒れる事とかあったらどうなるのかなーとか。
勿論、お坊さんは介護してくれるって言うだろうけど、それに疑いの余地はまるで無いけれど、でも私が嫌だなー。申し訳無さすぎて、いたたまれない。という事は、施設だな。うむ、それが個人的には一番気楽だわ。介護って愛だけじゃ出来ないから。
しかし病院の入院病棟の匂いってありますね。
その友達が入院している病院は、たーちゃんがずっと入院していた病院とは違う所なのですが、匂いは同じ。空気も同じ。
その匂いをかぐだけで、ぶわっと押し寄せるみたいに溢れかえる、たーちゃんの思い出。
思えばたーちゃんがここにいなくなってから、病院に行ったのは初めてでした。
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