たまらなく、好き

食事やマッサージや体のケアや、そんな風に何か用事がある時以外は、私とたーちゃんは別々の部屋にいる事が多いのですが。

たーちゃんはリビングや自室でテレビを見たりリハビリしたりうたた寝したりしていて、私は家事したり自室でパソコン触ったりしていて。

そんな時、私は定期的に彼女の様子を見るようにしているのですが、また、用事でリビングやたーちゃんのお部屋の近くに行った時も彼女の顔を見るようにしているのですが、その時がなんだか、とても好きです。

一瞬顔を合わせて、何か一言二言喋ったり、ただ笑い合ったりして、それで納得して安心して、お互いまた違う空間に帰るというのが。


また、お坊さんが家にいる時で、私がたーちゃんのケアをしている間、お坊さんは大概違う部屋でテレビを見てるんですが、テレビって大体、ニュースや野球中継や将棋の番組を見たりしてるのですが、ケアの合間、私がお坊さんの様子を時折覗くと、お坊さんがこっちを向いて、そこで二言三言交わすのが好きです。
「こんなニュースあったよ」とか、「ドラゴンズ勝ってるよ」とか、「ご飯遅くなってごめんね」とか。


私がそんな時間が好きなように、お坊さんは、病院から帰ってきた夕暮れ、たーちゃんはリビングでテレビを見ていて、お坊さんは同じリビングで洗濯物を畳みながらたーちゃんと彼女が見る夕方の再放送のドラマを見たりして、そして私はキッチンで夕食の用意をしている時間が好きなそう。

３人が同じ空間で、それぞれ違う事を、けれど仲良くやっているのが。

そういう何気ない事で、好きな時間てありますね。

平和だ。


昨日、そして本日拍手を押して下さった皆様、有難うございました。いつも感謝しております。