[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ALSによる色々な症状の進行を少しでも遅らせる事が出来るよう、たーちゃんは入院している病院で日々リハビリを受けております(退院後もリハビリには通う予定)。
たーちゃんがそうして欲しいと言うのと、また少しでも自分の勉強になればなーと思い、私もそのリハビリには出来る限り付き添っているのですが、先日、私が付き添えなかった日がありまして。(身体障害者手帳の申請手続きに私は地元の市役所に行かないといけなくて、けれどリハビリに付き添っていると市役所が終わってしまうので)
それに気づいたたーちゃんを担当してくれている理学療法士の方が、たーちゃんにこう言ったそうな。
「今日はお嬢さんいらっしゃらないんですねー。お嬢さん、僕(その方は24、5歳)と同い年ぐらいですか?」
で、たーちゃんが答えたそうな。
「いえ、28歳ですー」
その話を翌日聞いた私。
え、私、今現在29歳ですけども?
と、たーちゃんが私の年齢を勘違いしてるのだと思って突っ込んでみる。と、うふふと笑ってこう答えたたーちゃん。
「違うわよー気を使ったのよ」
と。
え。
たーちゃんはワシの歳を勘違いしたのでは無く、私に気を使って、1歳サバをよんでくれたんだそうです。
………あ、ありがとう……。
なんちゅーかかんちゅーか有難いんだか切ないんだか、色んなものがない交ぜになった、微妙な気持ちになりました(遠い目)。
───いや、いいんだけどさ。
仕方無いから、今度その理学療法士さんと年齢の話題になった時は、「ええ!今年28歳です!」と主張してやろうかと思いました。
どさぐさに紛れて年齢のサバ読みを一つから二つに増やそうとしていますが、それはさておきお茶目なたーちゃんだと思いました。