小説や徒然やALSや。
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焼肉屋さんに行ってきました。ていうのも六月末でレバ刺しが食べられなくなるとゆー事で、「食べられないって言われると食べたくなるよね」とゆーお坊さんのリクエストにより。
自家製キムチとネギタン一人前、
冷めんのセット。
そして……レバ刺しを一人前。
レバ刺し…私は元々、生肉や内臓系が苦手だったのですが、「でも嫌いなものがあるってイヤなんだよな」と、どこかのお店でチャレンジしてみたら食べられて、いつからかまあ好んでは食べないけどふつーに食べられるようになっておりました。
焼肉ってずっと行ってなかったし、行っても頼まなかったので(お坊さんも特に生肉が好きな訳では無い)、久しぶりに食べるレバ刺し。
まずはお坊さんが一口。「──うーん、久しぶりな味。ていうか、俺はまあ大丈夫だけど、羊には厳しいかも、コレ。かなり野生的な味だから」
へーそうなん? でも何事もチャレンジだから、と意を決して一番小さい一切れを口にいれる。
─────ぐっ。
まず体がブルリと震えて、飲み込もうとするもその瞬間吐きそうになり、けれど負けちゃダメだと無理やり飲み込む私。
……ダメだ、これ…。飲み込むも、まだ口のなかに残るその味。
それでいきなり食欲を失ってしまい、私はその後キムチとナムルを少し食べられただけで(ビールはがんがん飲んだ。ていうのは味を流そうと思って。流れなかった)、もう他には何も食べられず。あとの料理はみな(レバ刺し含)、お坊さんが食べるハメに。
レバ刺しってお店によって、味がかなり違うんだなあ…。いや、それとも再び生肉がダメになってしまったのか。
その後もどれだけフリスクを食べても歯を磨いても、レバーの香りが口のなかに残っていて、うう…。
ぐったりしている私を見て、すまなそうなお坊さん。
「だって、あんな体がぶるって震えるって、動物なら見た事あったけど、人間で初めて見たわ」
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