計算とひそかな楽しみ

先日、野球を観に行った折。

うちらの座席がシーズン席だっためか、回りには明らかに同伴と思われる(男の人の雰囲気とか女の人の雰囲気とか二人の距離感とかで)男女の姿が幾つか。

そんな様子を興味深く眺める私たち。

「同伴で野球観戦てどーなんだろう」とお坊さん。

え、私が女だったら嬉しいけどー。だって野球好きだし、もし野球好きじゃなくても野球場なら会話の種に事欠かないし、男の人も同伴に使えるちょっと感じのいいお店選ぶより、野球場に連れてく方が楽ちんだし安上がりなんでは無かろうか。

お店選ぶのだとセンス出るけど、野球場ならその心配ないし。

「あーそっかー」

そして私が女性の立場だったら、ちょっとしたおつまみを幾つか作ってお弁当箱に入れて持ってくね。「あなたに食べてほしくって…うふふ」とか言って。

「………そう」

だってお客さんが喜んでくれて(勿論喜んでくれそうなお客さんだったら。そういうのかえって嫌がる人もいるし)、の上に自分のイメージ良くなるじゃん。資本主義に生きる者としては!　当たり前!


とか言う話をしてたのを、お相撲をテレビで見てたら思い出しました。お相撲って、マス席にいる綺麗なお姉さんたちを見るのもひそかな楽しみです。