表裏

名古屋の、障がい者支援団体が、被災され避難されている障がいを持たれる方たちへの支援物資を、一般からも募集していて、その必要物資のなかにラコールもあって、「ああ、前だったらいっぱいあったのに…」とホゾを噛む思い。

それこそ段ボールで寄付する事が出来たのになー。

あったものは、もう整理してしまったのです。と言っても、それも寄付したのだけれど。せめてあの寄付したラコールも、どなたかの役に立っていたなら良いのですが。

けれど、ラコールある家なんて、紙オムツや尿とりパットに比べたらあんまり無いだろし、集まるのだろうか…。
製薬会社さんやドラッグストアさんが、協力してくださると良いんだけれど。

避難所にいる、胃ろうをお持ちの方、そのご家族はどんだけ大変だろか。

衛生も気になるだろうし、きっと食料よりラコールなんて更に配給は少ないだろうし…。命を繋ぐものなのに。どうにか、届いて欲しい。力になりたかったなあ…。


さて、本日は美容院に行ってまいりたいと思います。て言うのも、お彼岸の前にお坊さんが髪を綺麗にしたいと言うのと、そして少し前にお世話になっている美容師さんが新しくお店をオープンされたのだけれど、オープンしたばかりでこういう事態になって、巷では飲食店はガラガラ、なんてお話も聞くし、美容院も同じではないかしら、だったらお困りなのでは、少しでも役に立てたら…と思ったので。

でもいざ予約の電話をしたら、もう予約でいっぱいで、美容師さんがなんとか都合をつけて入れてくれました。

そのご好意は有り難いんだけれど、しかし、えーそうなんだー。いっぱいなんだーとびっくり。

お店の繁盛は嬉しいんだけれど、びっくりというか、なんか複雑な気分。別に誰が悪いわけでも無いのだが。

テレビのなかと、品薄のスーパーと、ガソリンスタンド以外は一見、日常の続くこちらの地方。停電も無い。

日常な訳は無いのだけれど。ご家族や友人が被災された方もいるし、私も関東・東北にいる友達や知り合いの方が心配だし。

ガソリンが足りなくて、無くなってしまう命があるかもしれないなかで、ガソリンの入った車で美容院に行こうとしてる私。

それは極悪で不謹慎な事なの？そうなのかもしれない。でも。


なんか、混沌。色々。目の前に見えるものも、自分のなかも。

でなのか、相変わらず口内炎と口のただれが。早く治ってー。ていうか治せ、私の体。


今日も、自分に出来る事を。


昨日、そして本日拍手を押して下さった皆様、本当に有難うございました。どうぞ体調などにはお気をつけて。