簡衣と鼓

仕事前のお坊さんと、ご飯へ行く事にしました。着替える彼。

が、白衣は持ってきたものの簡衣を忘れたお坊さん。致し方無く私の和服用コートを貸す事に。

だってそのままだと寒いし、何より「切腹する前の武士姿」なんだもん。

俺、おねえみたいや…とお坊さんは嘆いていましたが、しかしそこまでの違和感は無く。(貸したコートは、紺地に赤の鼓柄←古着で2～300円ぐらいだったもの。そして私にはちょっと大きめなので、彼にはちょうど良いサイズ)

お店に行っても、人からそうジロジロと見られる事も無く。僧侶姿の方がじろじろ見られるぐらい。

あ、簡衣って、人がいわゆる「僧侶」でイメージする黒い衣です。

人からじろじろ見られずお坊さんはほっとしてましたが、私的には残念でした。ていうのも私は彼の僧侶姿が大好きなのでー。僧侶姿のお坊さんとデートしたかったわん。

私は特定の宗教を持ってないし、お坊さんの宗派を信仰してる訳でもまったく無いのだが、しかし彼の僧侶姿は好き。コスプレ感覚。というか、仕事してる格好ってどの仕事でもかっこいいものですよね。