皆さん、世の中には法衣店というものがあるのです。

うちのお坊さんが、お仕事で使う衣を新しく買うことになりました。

さて、ああいうお坊さんの装束ってどこで売ってるのかって話ですが、仏具店？それとも呉服屋？て話ですが、法衣店、という専門の店があるらしい。

へー知らなんだ。そういうものなのね。(仏具店や呉服屋さんでも、取り扱ってるとこはあるそうです)

色々試着してみた結果、良いのを購入してました。本人は「落語家みたくね？」と言いますが、私的には武士とか剣士っぽい感じ。(濃紺の法衣なのです)

試着中、彼は化繊の法衣も着てみたそうで、今まで絹のそれしか着た事無かったお坊さんにはそれが新鮮だったそう。

「着物でさー、お前が化繊と絹だと感触が全然違うって言ってたのすごいよく解った！光の通し方も全然違うし！」と彼。

そうなんだよねー。和服の絹の、トロリとした冷たい肌の人みたいな感触は特別だよね。
光の通し方も。

ていうか今まで化繊の着た事無いってのも随分贅沢な話だが。これだからお坊ちゃんは！けっ！
(私の着物は、自分で買ったのは化繊もたくさんありますよー)

まあしかし、お坊さんとかそういう宗教とか儀式の仕事してる人の服は、本物のが有り難みがあるかもしんない。