男と餅とそして花

カーネーションを見ていたら、サエさんが「うちはこう見えても、欲張りちゃうんや。欲しいものはずっと一つだけ。それは男や」ていうような台詞を言っておられて、「わーかっこいいー」と惚れ惚れしたのですが、しかしだから私は潔くないのだなー。

つまり、欲しいもの一つだけを言い切れないとこが。
男もそりゃ欲しいけど、他のものも欲しいもんなー。

欲しいものが一つだけだったら、後はみーんな付属なんだから、もっとまっすぐにぱきっと生きれるのにね。難しいものです。


とある話をしていて「でもあの人は男に興味が無いわけじゃないんだけど、実際現実で男と付き合うのは興味ないみたいなんだよねー」と私が言ったら、お坊さんは「ていうか、それほんとに興味が無いんじゃなくて、ただそーゆーポーズとってるだけでしょ。色々めんどーだとか傷つきたくないとかで」と。

はーそうかー。そうなのかもー。

じゃあ今まで私、「しかし草食系男子とか、今、若い人って恋愛に興味ない人多いみたいだけど、しかし相変わらずフィクションでは恋愛ものだったりハーレムものが人気あるのはどういう訳なんだろーわからん？？」と思っていたのですが、つまりはそういう理屈なのかなー。

絵に描いた餅はキレイだけど、お腹いっぱいになんないのになー。

でも確かに絵に書いた餅だったら、太ったり食中毒になったりカビたり、喉に詰まって死んだりしないもんなー。

まあそこら辺は個人の趣味とか、年代なのかな。私は、お坊さんと別れてもまた恋愛したいけどなあ(勿論、お坊さんにもして欲しい)。
て、じゃあ私もサエさんと同じように結構男好きなのかもしれません。ふふふ。女の人も好きだけどー。

て事は、あれ、人間が好きって事か。そうか、なるほど。そうかもねー。


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