毛虫ちゃんと付け睫くん

先日、酔っ払っていた時の事。

大概酔ってるし、もう寝るべーと化粧を落とす事にし、付け睫を取るもケースに戻すのが面倒で（酔ってるからな）とりあえずそこら辺にあった『何か』に睫をぺとっと貼り付け、化粧をとって肌の手入れして爆睡。

しかし翌朝、目覚めてみると、その睫がどこにも無い。ていうか、何に貼り付けたの覚えてない（酔ってるからな）

ねーねー、どっか見かけなかったー？と訊いてみるもお坊さんも知らないとの答え。まーいっかーと、違う睫をつける私。

さて、それから何日か。

大好きな『将棋世界』を読もうとしていたお坊さん。が『うわ！！！』と叫び声をあげる。

どーしたのー？と訊いたら、お坊さんが手にしていた将棋世界の裏についていたのは、何日か前に喪失した我が付け睫。
あーそんなとこつけてたんだーあたしーアハハーと笑う自分に、「俺の神聖な将棋世界を汚すなよ！つか見た時ゲジゲジくんだと思ったわ！本投げそうになったわ、マジびびったわ！」とご立腹なお坊さん。

──あー確かに、付け睫ってそれ単独だと一瞬毛虫に見えなくもない…。

ま、「毛」虫だもんね。

「つーか、どーせ付けるなら羽生ちんの顔とかにしててくれば良かったのに。そしたら羽生ちんにお髭がはえたみたいで面白かったのに」

すんません、酔ってる身ではそこまでネタを仕込めませんでした。今後は参考にします。

でも羽生さんのお顔にヒゲ…想像がつかない。あんまり。


という訳で、相変わらず付け睫つけてるには付けてんですが（買ったのに使わないと勿体無いでは無いか！）、お坊さんからは「あんま顔変わんない。ていうかむしろ付けないほーがいー気がする」とまで言われます。

女心の解んねーヤツだなオメーは!!ちっ！

と、負け犬の遠吠えはさておき、私のつけ方が悪いからなのかもしれないで、も少し練習してみたいと思います。ちょっとは良くなるかもしんないし。

ところで、私が以前付け睫つけてたのってもう10年ぐらい前の話なのですが、その間に「進化したんだなー…」と思うのは、実は、付け睫それ自体よりその接着剤です。

だって昔はせっかく綺麗につけてたのに、時間経つと取れてきちゃったりしたものだけど、んでその取れてきた時が男の子前だと超焦ったりしたものだけど（だっていきなり睫の取れる女ってホラーずら）（それも笑い合える仲なら良いが）、今は一日付けてても全然取れないのです。すげー。

きっと10年後にはもっと凄くなってるのに違いない。