心もとないために保険をかける個人の心理

図書館へ行ってきました。偶然、明日からはもうお正月休みに入る図書館は結構混雑。閲覧コーナーなど空いている椅子が無いほど。

いつも思うのだけれど図書館へ来ている方たちは色んな人がいて興味深い。どういった動機でどういった経緯で図書館へ来られたのかなあ、なんてちょっと考えるだけで幸せ。


数日返却期限を過ぎていたので司書の方へ謝りながら、本を返却。

お坊さんが碁の雑誌を読みながら待っていてくれる間、本を物色する私。しばし後に、重ねた本を持ってきた私を見てお坊さんは一言。

「それで足りるの？　もうお正月休みなんでしょ図書館」

いつも十何冊ぐらい借りるのだけれど、この日は十冊弱。なんか見当たらなかったんだよねー、今この時この時間に読みたい本が。なんとなく。

「そうねえ。正直、心もとないけども」

と答えたら、何故か笑うお坊さん。私の答えがおかしかったそうな。

「心もとないなら借りなきゃ！　俺待ってるから、選んだ本は俺が持ってるから！」

熱く薦められたので、さらに図書館をもう一周して、選びました。一冊。

一冊増えたからどうなのか。そうねえ、正直心もとないわ。


結構昔に、ダウンタウンのまっちゃんがテレビで、AVを借りる時に、必ず複数借りる、て話をしてて「だってさー一枚でそれがはずれだった時ってどうしょーもないやん!　どーしたらいいのこれって感じやん」て話をされてたのだけれど、そーねー、それと同じなのよねー。