小説や徒然やALSや。
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という訳で、宮内庁式部職学部の、特別公演を観に行ってきました。
パンフレットを見て知ったのですが、これは名古屋開府400年記念公演なのだそうな。へーそなの。
そのパンフレットもとても素敵でした、紋が入ってて上品に美しい。お土産に頂いたカレンダーも同じく。カレンダーは英語の解説付。
雅楽や、後はお能の公演でも、客席にはちらほらと外国の方を見かけます。やはり日本特有の文化ですし、日本美のものですものね。
写真に写ってるのは、太鼓です。公演前にパチリ。これだと解りづらいのですが、ものすごーく大きく、大変に綺麗でした。それだけで美術品みたい。
この大きな太鼓と小さな太鼓のセットは反対側にもう一対あるのですが、それで太陽と月を現してます。
それが少しずつ装飾が違って、ほんと美しー。
太陽を現す太鼓は金の箇所が、月のそれだと銀色だったり、描かれた龍の色が青だったり赤だったり。
見惚れる。
ぼーんと鳴らされると、お腹に響く、揺れるんじゃないかってぐらいの、大きな大きな音がします。
さて、公演なのですが。
もー素晴らしかったです。とても濃密な時間でした。楽も舞も、まったくブレの無い研ぎ澄まされたものというか…。
素人の私でも感激感動したのだから、楽をやってるお坊さんは尚更でした。
お坊さんの先生の先生、という偉い方のツテで頂いたチケットだったので、とても良い席でした。ありがたやありがたや。
けど、私のすぐ近くの席でずっといびきかいて寝ていたおばあさまがいらして、その音がどうにも気になってしまったのがちと残念。
けど、解るような気もします。なんか、すごく居心地の良い空間だったので。人間て、不快な場所だとあんまり眠くなったりしないよね。
私はと言えば、公演の間に集中しすぎて終わった後にどっと疲労&眠気が。それぐらい素晴らしい舞台だったのですー。眼を離せない、離したくない。
特に陵王が良かったなあ。陵王は、一度生で見たかったので大満足です。しかしあの舞はものすごく難しいのだろうなあ…素人目にも、そう思いました。
いや、良き時間でした。
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