八つ当たり

お坊さんが仕事で遅かったり早かったりする時も、私は大体起きてます。

て言うのも、おはようとお疲れ様とおやすみなさいが言いたいので。

それは私が勝手にやってる事でやりたい事で、お坊さんはいつも「いいから寝てなよ」と言うぐらいで、全然負担でもイヤでも無いのですが。

しかし昨夜というか日付がとうに変わって、今日の午前三時前、仕事の後、他のお坊さん仲間と飲みに行ってたお坊さんから超酔っ払った、からんでるんだか甘えてんだか、という状態で電話があり、長々と喋られたあげく。

そのままお寺に泊まった彼から、今朝の午前五時半、つまりあの大酔っ払い状態から三時間弱後に「おはよー」と連絡があった時は。

ぶっちゃけ、うっぜーーーーーとか思ってしまいました。

こちとら、てめーの電話のせいでやっとさっき寝れたばっかなんだよクソが!!

などとお下品な事を。

思ったけど言えなかったので、そしてやはり目が覚めて眠れなくなってしまったので、空いた時間で仕方なく床を磨くことにしました。

床に八つ当たりする私。

まるでカタキのように、力をこめて床をきゅっきゅっと。

綺麗になりました。

良かったです。

ていうか、あんな酔ってる状態から三時間弱しかなくて、酔いが覚めてると思えないんだけど。
酒臭い半酔い状態で、大事な行事の朝の日程をこなしたのだろーか。彼は。