とっちらかる夏

本当は、夏には色々片付けようと思っていた。色々ってまあ色々と。一つの区切りとして。一番好きな季節である夏で。

その『色々』のなかには、かなり「いやーもーこのまんまだと絶対ダメ！」的な問題も含まれている。

が、しかし一向にもろもろを片付けないまま、むしろとっ散らかってるまま、もう七月が終わろうとしています。ああ、私はどうして～こんなにー怠け者なの～。

毎回心に誓う度に、しかしこなせないまま。

思わずお坊さんに八つ当たり(以外の何ものでもない)する私。「どうしてそんなにあたしを甘やかすのよ！」

「じゃあなにか。もっと厳しく接して欲しいんか」

そーだよ！

「俺はそんな事死んでも言わないね」

ええ、そうだろーよ。そうだろーけどさ。あーもー。厳しくしてくれる人がいないから、自分で自分に厳しくしないといけないのよね。いや解ってんだけど。

(あたしに、というより、恐らく世界のほとんどの人に向けて甘い人なのだと思う。一体なにゆえ形成されたその性格。興味深いわ)



うちのお坊さんがボランティアでやっている人生相談。気に入って、何度もやってきてくださる方だったり、すごく喜んでくださる方だったり、概ね好評のようだが「僧侶姿の男達が怪しげなことをやって人を騙している」と思う方もなかにはいるらしい。

まーねー。宗教ってだけで色眼鏡でみる人もいるからさ～(あたしも実際そうかもしんない)。法衣なんて誰でも着ようと思えば着られるしねー。

地道に口コミだよねー。仕事はなんでもそうだよねー。仕事じゃないけどー。