小説や徒然やALSや。
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今日の夕食は、トマトとチキンのサラダ、レンコンのパルメザンチーズ焼き、ブタキムチ。(写真は上手く撮れなかったので載せてないです。すんません)
今夜は1人でごはんだというのに、なぜこんなに品数があるかと言えば(いや、別にそんなに大した数じゃないのだが、基本的に自分は1人でご飯の時は一品ぐらいしか料理を作らないもんで)、これは全部、とある人の差し入れの為に作った料理の残りなのでした。
その、とある人の好きそうな料理、で、家にある材料で出来るもの、という事で相変わらずメニューに統一性が無い感じですが。
とある人、というのは、ALS【筋萎縮性側索硬化症】になった私の大事な母、たーちゃんなのですが。
たーちゃんは私が料理を作っていくととても喜んでくれるのですが、で、ちゃんと食べてくれるのですが、病気のために、食事を飲み込むのが辛い時がたまにあるらしく。
それを見ると、哀しく、また怖くなります。仕方の無い事だとは解っているけれど。覚悟はしたはずなのに、それでも。やっぱり。
今まで普通に出来ていた事が、段々と出来なくなっていくのは、やはり哀しい。
けど、泣きません。笑います。そう決めたので。そうやって時間を過ごしていくんだと決めたので。幸せに過ごしていくんだと決めたので。
なので、今日も私はせっせとごはんを運びます。たーちゃんは食べる事が好きな人だから、いっぱい食べて欲しいと思うので。喜んでくれるその顔が見たいと思うので。
けど、こんな風に思うのも所詮は私のエゴなんだろうか。
……難しいなあ。
誰かを幸せにするというのは、こんなにも難しい。それをどんなに望んでも。
けど、それでも笑ってやります。最後まで。
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