忍者ブログ
小説や徒然やALSや。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日の事。
たーちゃんに付き添っていた病院で、旦那様がたーちゃんと同じ病気、ALSを患ってらして、たーちゃんと同じように治験を受けている奥様とお喋りをしていました。

今までたーちゃんが点滴を受けている間それを待っている間、同じように旦那様の点滴が終わるのを待ってらっしゃるその奥様とはいつも顔を合わせていて、なので挨拶は毎日交わしていたのですが、色々お喋りするのは今回が初めてで。

とゆーのは、その旦那様と奥様には2、3歳ぐらいのお子さんがいらっしゃるのですが、その子がもー可愛くて可愛くて思わず「可愛いですねえ」と私が話しかけてしまったのがきっかけでした。

で、色々とお喋り。
お料理はどうしてますか?とか。

やはり病気が進行すると、食べ物はひどく飲み込みにくくなるので、けれども、なるべく栄養を摂って楽しく食事をして欲しいし…という事で、サポートする側としてはそこら辺が悩みの種で。
食べやすく、でも栄養があっておいしくて…となると、料理の幅が限られてくるので。
「今度、お互いに料理のレシピ交換しましょうね~」とほのぼの語り。

楽しかったす。

でもALSを患ってる旦那様と、その奥様の間には二人お子さんがいらっしゃるので、色々大変だろうなあ…と思うと、ちょっと切なく。

ALSは30代~50代の発病が多くて、また男性に多い病気なんで、まさに働き盛り、一家を支えないといけない歳で発病をされる方も多いので、その点でも本人や本人の家族に与える影響は大きいと、どこかの本に書いてあったけ…と思い出す私。

けれどもいつも明るくて穏やかなその奥様。
励まされるなーとしみじみ。

ところでその奥様に「え、てっきり羊さん、学生さんかと思ってましたー」と言われ、「え、全然そんな事ないですうーもー28なのでー」と答えつつ、心のなかで「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と喜んでいた私でした。

いや、お世辞でも嬉しいじゃないすか。繊細な女心としては。

だもんで、たーちゃんの点滴が終わり、迎えに来てくれたお坊さんに「ねーねー聞いてー、私、学生かと思ってたーとか言われたんだけど!」と自慢してみたところ、

笑われました。
うっすら。微妙に。

まだ盛大に笑われたり突っ込まれたりしたほうが切り返しようがあるよ、ってゆー。

解ってるもーん、どうせもう28だし普通に考えたって学生には見えないだろうし。
でもいーじゃないかー、ちょっとぐらい喜んだって。
PR
この記事にコメントする
HN
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新CM
[03/17 深谷羊 ]
[03/16 なつき]
[11/18 深谷羊 ]
[11/18 あざ]
[08/12 深谷羊 ]
最新記事
(05/09)
(05/07)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
プロフィール
HN:
深谷羊
年齢:
45
HP:
性別:
女性
誕生日:
1979/12/25
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
  Designed by A.com