小説や徒然やALSや。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日のおつまみ。空芯菜の中華炒め、きゅうりのきゅーちゃん(お坊さんのお母様からの頂き物)、帆立のカルパッチョ、帆立のお刺身、
鶏の唐揚げ、手羽先の唐揚げ、うなぎの混ぜご飯、うざく、
蒸し毛蟹。でした。
いつにも増して大量です。この日は一日一食だったけど、それにしても多い(唐揚げ以外は油殆ど使ってないので、カロリー的には大丈夫だけど)。て言うのも。
最近、朝五時起きで働いているうちのお坊さん。それ以外にもボランティアなども熱心。偉いなあ、スタミナつけて欲しいなーと思った私は、お坊さんの好物である鳥唐揚げの仕込みを前日からしていたのですが。
ていうのも私が彼にしてあげられる事って、それ以外に殆ど無くて。私は持っているものがあまりに少ないし、彼は持っているものが多いから。それは物質的な意味では無く(まあ物質的にもそうですけどね~ははは~)。
という訳で唯一ぐらいにしてあげられる事、「好きなつまみを作る」の、下ごしらえを前日にしていた訳でした。自分の作り方だと、鶏もも肉と手羽先を、一日以上色んな下味付けて寝かせるので。
で、あとは当日にうなぎも買ってー丑の日の前だしねーと考えていたのですが。
が、当日、魚屋さんに行ってみると、帆立と毛蟹がめちゃめちゃ安くて。帆立も激安だったけれど、まだおがくずのなかでうごうごしている毛蟹はびっくりするよーなお値段。
ノリの良い、魚屋のお兄さんのススメもあって、両方買ってしまったという訳でした(しかも元々安いのに、更に安くしてくれた……)。だって毛蟹はお坊さんが一番好きな食べ物なんだもの~。
毛蟹を蒸すのって、実は初めてだったのですが、無事うまく出来ました。蒸したての蟹ってあーまーいー。カニみその味も最高でした。
はーしかしこんな贅沢していて良いのだろうかあたし。いや、帆立も毛蟹も激安だったし(うなぎは高かったけど)、鶏唐揚げに使ったお肉だってブラジル産の、広告の品で買ったものではあるのだが。
でも私みたいなのには勿体ないというか、バチが当たるというか、贅沢に思えてしまいます。
思わず山崎豊子さんの『ぼんち』を思い出しました。
主人公(=ぼんち)の妾の一人が、お料理が好きな女の人なのだけれど、ぼんちには豪華な膳を出して、自分自身の膳には並べないので、主人公が訝って訊ねたところ、「毎回豪華な食事なんて、わてにはもったいのうおます」とかなんとか言って笑う場面。
私も、お坊さんには並べても自分は辞退するべきだよなー…。
「なんで!? 一緒に食べた方が美味しいじゃない!」
いやーでもねー。なんか申し訳ないんだよねー。
残ったものは、お坊さんのお母さまにも差し入れました。あ、空芯菜の炒めものもうまかったです。こっちも八百屋さんで激安だったのだが。一束で70円ちょっと。
一昨日、拍手押して下さった方、ありがとうございました。嬉しかったです。
PR
この記事にコメントする