選択

腹が立つとか憎いってより、今はただ接したくない、同じ空気に触れていたくないだけなんだよねー。
諦めっていうか愛想が尽きたってゆーか。静かな感じ。

という私の話を聞いて、ふむふむと頷き、でも諦めるとか縁を切るってのは世間一般では悪いイメージがあるかもだけど、俺は悪いようには思わないんだよねーと答えるお坊さん。

「そーそー。なるようになったって言うか、それがその人達には１番自然な形だったって言う事なんだからさ」

「そう。ある意味、それも仏教の教えだ」

状況によって、諦めると受け入れるのは似ている時があるのかもね。

とりあえず私は、もう自分に必要じゃないものは要らないや。



私のパパも弟もお坊さんでいい。がいい。