小説や徒然やALSや。
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昨日の法要、無事終わってほっとしました。
とっても美しく、法王みたいな格好をしたお坊さんはかっこいく(欲目)お稚児さんはもーもー可愛く、充実した時間でしたが、いやはや疲れた。
疲れたと言っても私は何にもしていないのだが、した事と言えば着物でお抹茶出すなんてやった事無いから、の上に緊張していたから、あたかもあやつり人形かロボットのようなぎこちない動きになってしまい、周りに失笑を買った(被害妄想)だけなのだが。
なぜか左肩だけが痛いです。どうして。普段肩こりとかならないのになー。
やっぱりたくさんの声が重なるのって大好きです。音にまさに抱かれてる感じ。楽器をやっていた時のあの感覚と同じ。
そしてお稚児さん。赤ちゃんみたいな子までお化粧してて、可愛くて可愛くて。ちっちゃい子は愛らしいし、小学生ぐらいの子は平安時代はかくや、って感じで雰囲気があってまた素敵。
ところで私は、影でこっそり法要とお坊さんの晴れ姿を見られれば満足だったのですが、なぜか引っ張り出され、昼も夜もご馳走を頂き、あげくに打ち上げでは「若のカノジョ! プリンス(! 檀家さんにそう呼ばれていたうちのお坊さん……)のカノジョ!」と皆さんに挨拶までする事になってしまい、偉い方に「これから頼みますよ、若を頼みますよ」とまで言われ、有難いけれど困惑なのでした。
これで一ヵ月後とか別れてたら、周囲に「若、女捨てたらしいわ。意外とやるね」だの、「若、女に捨てられたらしーわ。可哀想に」だの、要らん噂が流れるのではなかろうか……。かわいそう。でも面白い。
別れないにしても、そもそも私はお坊さんと結婚する気はあんまり無くて、だからお坊さんに要らぬ恥をかかせたようでより困惑なのでした。
なんで結婚する気が無いかって、それは私はもう33歳で多分子供が産めないだろうから跡継ぎが絶対要るお坊さんの家には相応しくないと思うし、もしお寺のお嫁さんになったら、お嫁さんの実家の手伝いって絶対いるけどうちにはそれが無いし、そもそも私にはお寺のお嫁さんとなってあれこれ采配する器量も頭も無いし、なにより、私の母、たーちゃんはALSという病気で亡くなっていてそれが私や、もし子供が産めたとしてもその子に遺伝してないとは言い切れなくそんな負荷をお坊さんに負わせるなんて耐えられないし、そんなこんなで結婚する気はかねてからあんまり無いのでした。
それはお坊さんにも伝えてあって、良い時期に若い子と結婚してくれればなあと思っていたので、うーん。困惑。申し訳ない。
が、みなさんに優しくしてもらえてうれしかったです。
思うに、女性蔑視とか人権とか置いといて、側室とか妾って、女の側からしても助かるというか救われるとこもあったんだなー。とか。功罪というか。
そだよなー。それらがあるからこそ、生まれた芸術もたくさんあるしねえ。
着物は結局、ピンクの地に白い刺繍のつけさげ、色んな色でお花が刺繍してある白い帯を合わせました。着付けの先生と髪結いの先生と相談して。帯揚げと帯締めはオレンジ。私は緑が良いと思ったのですが、着付けの先生に「若いんだから派手に!」と言われ。
お稚児さんのお母さまたちのなかにも、着物姿の方がたくさん見えて、目に鮮やかでした。
しかしやはりお寺関係の方は、すんばらしいお着物。どうしても己の身と比べてしまい、またもやお坊さんに申し訳ない気分に陥り……。
煩悩を捨てろというホトケの道とは異なり、煩悩満載の私なのでした。生きてるからね。
あ、結局、帰りはお坊さんが送ってくれたので、一人で着物でワインバーで打ち上げでは無く、二人でスペインバルへ。初めて行くお店でしたが、あんまり。残念。
昨日、拍手押して下さった皆様、ありがとうございました。嬉しかったです。
とっても美しく、法王みたいな格好をしたお坊さんはかっこいく(欲目)お稚児さんはもーもー可愛く、充実した時間でしたが、いやはや疲れた。
疲れたと言っても私は何にもしていないのだが、した事と言えば着物でお抹茶出すなんてやった事無いから、の上に緊張していたから、あたかもあやつり人形かロボットのようなぎこちない動きになってしまい、周りに失笑を買った(被害妄想)だけなのだが。
なぜか左肩だけが痛いです。どうして。普段肩こりとかならないのになー。
やっぱりたくさんの声が重なるのって大好きです。音にまさに抱かれてる感じ。楽器をやっていた時のあの感覚と同じ。
そしてお稚児さん。赤ちゃんみたいな子までお化粧してて、可愛くて可愛くて。ちっちゃい子は愛らしいし、小学生ぐらいの子は平安時代はかくや、って感じで雰囲気があってまた素敵。
ところで私は、影でこっそり法要とお坊さんの晴れ姿を見られれば満足だったのですが、なぜか引っ張り出され、昼も夜もご馳走を頂き、あげくに打ち上げでは「若のカノジョ! プリンス(! 檀家さんにそう呼ばれていたうちのお坊さん……)のカノジョ!」と皆さんに挨拶までする事になってしまい、偉い方に「これから頼みますよ、若を頼みますよ」とまで言われ、有難いけれど困惑なのでした。
これで一ヵ月後とか別れてたら、周囲に「若、女捨てたらしいわ。意外とやるね」だの、「若、女に捨てられたらしーわ。可哀想に」だの、要らん噂が流れるのではなかろうか……。かわいそう。でも面白い。
別れないにしても、そもそも私はお坊さんと結婚する気はあんまり無くて、だからお坊さんに要らぬ恥をかかせたようでより困惑なのでした。
なんで結婚する気が無いかって、それは私はもう33歳で多分子供が産めないだろうから跡継ぎが絶対要るお坊さんの家には相応しくないと思うし、もしお寺のお嫁さんになったら、お嫁さんの実家の手伝いって絶対いるけどうちにはそれが無いし、そもそも私にはお寺のお嫁さんとなってあれこれ采配する器量も頭も無いし、なにより、私の母、たーちゃんはALSという病気で亡くなっていてそれが私や、もし子供が産めたとしてもその子に遺伝してないとは言い切れなくそんな負荷をお坊さんに負わせるなんて耐えられないし、そんなこんなで結婚する気はかねてからあんまり無いのでした。
それはお坊さんにも伝えてあって、良い時期に若い子と結婚してくれればなあと思っていたので、うーん。困惑。申し訳ない。
が、みなさんに優しくしてもらえてうれしかったです。
思うに、女性蔑視とか人権とか置いといて、側室とか妾って、女の側からしても助かるというか救われるとこもあったんだなー。とか。功罪というか。
そだよなー。それらがあるからこそ、生まれた芸術もたくさんあるしねえ。
着物は結局、ピンクの地に白い刺繍のつけさげ、色んな色でお花が刺繍してある白い帯を合わせました。着付けの先生と髪結いの先生と相談して。帯揚げと帯締めはオレンジ。私は緑が良いと思ったのですが、着付けの先生に「若いんだから派手に!」と言われ。
お稚児さんのお母さまたちのなかにも、着物姿の方がたくさん見えて、目に鮮やかでした。
しかしやはりお寺関係の方は、すんばらしいお着物。どうしても己の身と比べてしまい、またもやお坊さんに申し訳ない気分に陥り……。
煩悩を捨てろというホトケの道とは異なり、煩悩満載の私なのでした。生きてるからね。
あ、結局、帰りはお坊さんが送ってくれたので、一人で着物でワインバーで打ち上げでは無く、二人でスペインバルへ。初めて行くお店でしたが、あんまり。残念。
昨日、拍手押して下さった皆様、ありがとうございました。嬉しかったです。
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