明日のご飯と何十年後かのご飯

近くの鰻屋さんに行ってきました。わりと最近出来た、綺麗なお店。

うなぎって、お店によって全然違うからなあ。名古屋と言えばひつまぶしが有名ですが、うちらは白焼き、か肝焼き派。

ただこのお店に限っては白焼きより蒲焼のが美味しかった…白焼きって、鰻の味が出るなあ。そしてお漬物が食べ放題だったのですが、どれみんな似たように甘い味だったのであんまり食べられなかった…。お漬物も好みが出ますね。

鰻屋さんやお蕎麦屋さんでちょっといっぱい。て好きなのですが、しかし昔は天然の鰻も簡単にとれたそうだけれど、今は養殖の鰻でも貴重だものねえ、うちらが80歳とかになったら、養殖の鰻でも滅多に食べられないのかも…などと語り合い。

時代でも食って変わるのだよなあ。池波先生の食エッセイが好きなのですが、それ読んでるとしみじみ思います。


かぶのお漬物を漬けました。お坊さんが食べたいと言っていたので。明日遊ぶのですが、お彼岸前で忙しいというのにわざわざホワイトデーにデートを設定するのはいかにも彼らしい。

私だって何にもしてないんだから（バレンタイン仕様ご飯作っただけ）何にも要らないからね、と五回は言ったがはてさて。

かぶを漬けて、ブリをお醤油に漬けておいて、後はどうしようかなあ。でもホワイトデーのおつまみがかぶの漬物とブリの漬焼きってしみじみ過ぎますかね。


明日のご飯はお坊さんと食べるけれど、鰻がいなくなっているかもしれない頃、果たして誰と食べているのだろー。一人だったりして。

誰かとちゃんとご飯を食べられる幸せを、得られている間はきちんと感じたい。