悪い自慢

「俺、昔はワルだったんぜ自慢」する男の人って、結局自分に自信が無い事の裏返しなんだろねー。という話をしていました。

その点、あなたはいいよねー。今まで一度もそんな事言った事無いもん。むしろヤンキーから逃げた面白い話とかはしてくれるけどー。
(お坊さんがまだ高校生だったおり、駅のホームにヤンキーの集団がいて、「ほーお花みたいに色とりどり、カラフルな髪の色やのうー」とぼーっと眺めていたら、『なんじゃコラ！　ガンつけやがって』と絡まれそうになり、自慢の俊足で猛ダッシュで逃げ切ったとゆーもの)

と私が言ったら。

「え？　俺だって昔は悪かった自慢するよ？」などと、お坊さんが答えるので。

へー…。今まで聞いた事無いけども。悪い事って例えばどんな？

「えーっと、えーっと。──ああ、おかんが作ったご飯を庭に投げ捨てたったわ。どうだ悪いだろうー？」

ひねりだしたその返答が、まあ彼はそんな事する訳も無いのだが、しかしそんなに悪い度合いが強いものでもないので笑いました。

つーか、うーん。それは捨てると見せかけ、寺に住み着いてる猫ちゃんにあげたんでしょ？

「良い人やん！悪い自慢じゃないやん！」


ああ、そういうネタなのですね。