坊主裏事情

さて、うちのお坊さんは京都に修行へ行っていた訳ですが、その修行って最短で三年かかり、三年目に上位25位以内に入ってないと受からない、とゆー結構難しいもの。

元々優秀な人たちが集まって、そのなかで25位以内だから結構大変なのだそうな。で、25位以内に入れなかった人は三年目を何度も受けて、資格取得を目指すもの。

そんな狭き門なのに、最初から上位10人は決まっているらしい。コネとか出自とか接待とかその他色々な具合で。(うちのお坊さん談。真偽は不明)

なので、残りの15枠を狙い、みんなが頑張る…とゆー。

へーそんなものなのか。元々僧侶の世界って家柄で、なれる位は決まっているけれど、一見平等に見える位でもそんな事情が……。

なんか不思議でした。宗教の世界でもそんなのがあるのかと。いや、宗教の世界、だからなのかしら？

家柄でなれる位が決まってるのって、それは歌舞伎や家元の世界と一緒で、小さい頃から見て習って触れて、それを空気のように取得して…ていう事でしか会得出来ないものもあるから、私は否定しないけれど、でも平等なはずの試験でそういうのがあるのはなんかねー。

小説の世界は、まあコネとか人間関係が多少はあっても、結局は売り上げが全てだから、私には余計に不思議に思えるのかもしれません。