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小説や徒然やALSや。
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京都では一人の時間も多かったのですが、(お坊さんは、昼は勉強、夜は飲み会で忙しかったので)それも結構楽しかったです。

ある日は近所をぶらぶらしていて、めちゃいい感じの食堂を発見。

店頭に並ぶ埃を被った、メニューのディスプレイ。開店してるのかしてないんだか解んない、さびれた雰囲気。戦後しばらく、そのまま時間が止まった感じ…。

これは私の好みにどんぴしゃだわ! と入ってみました。頼んだのはうどん。二百何十円でした。

うん、結構おいしい~おつゆが私にはかなり甘めだけど、でも元々京都の味付けって名古屋人の私には大概甘めなのよね(それは中華でも和食でも)。

昼から瓶ビール頼んでるおじいさんやタクシーの運ちゃんがお客さんでいて、いい感じー。大将ともほのぼのおしゃべり。

外国のお客さんから電話かかってきたらしくその大将が電話口で「あ、りとる」(←恐らく英語喋れますか? と訊かれたのであろう)と言っている、うどんに入っているネギが切れきれてなくて、つながっている…そんな全てが良い感じで堪能しました。

が、それをお坊さんに言ったら激しく嫌がられました。

「なんでそういうことするの!」

ま、君は苦手だからねこういう店ー。私は好きなの~。

後日行った、昔ながらの、個人経営のお好み焼き屋さんで(ここも私の趣味で決めた)、「この店より、そのうどん屋さん汚こかったよ」と言ったら、さらに嫌がられました。

「もう絶対行かないで! 俺、あぷさんがそんなとこ行ってると思うと悲しくなる」

……そこまで? 趣味の違いとはそういうものでしょうか。

しかしそのお好み焼き屋さんも良い感じでした。酒焼けなのかタバコの吸い過ぎなのか、すんげーガラガラ声(まるで火野正平さんのような…もしくは機械音のような…)の女将さんが焼いてくれるお好み焼き。ソースの焦げる匂い。常連らしきキャバクラの経営者なのか用心棒なのか、的な人。が、女将さんにビールをおごっている…。


うどん屋さん、私のなかでは良い思い出です。だってお坊さんと二人だといけないしさあ。女ひとりだと、色々良くして貰えるし。


ところで明後日はちょっとした記念日で、お出かけしようと思って、夕食のお店を探していたのですが、1、夜景がめちゃ綺麗なとこ(でもお料理はあんまり…?)、2、お料理が美味しそうなとこ、3、ピザが美味しそうでお気軽なとこ。で迷っていて、私は3がいいなーと思ってたんですが、結局うちのお坊さんは1に決めたらしい。

ふーん、まあ私はどこでもいいけど。あなたの行きたいとこなら。

「いやーお料理よりワインより何より夜景が! このオトメ坊主の心を鷲掴み!」

ふーん……。
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