世界で一番好きなおやつ

栗の渋皮煮作りました。

たーちゃんに教えてもらった栗の渋皮煮が、世界で一番好きなおやつです。日本茶にもコーヒーにもワインにも合います。

彼女が亡くなる前の年の秋、最後に二人で作ったのが思い出だなあ。色んな話をしながら、一緒に作るのはこれが最後なんだろうなと思っていました。

栗も時期ものなので、今年もたくさん作りたいなー。栗ご飯(お坊さんのお母様の好物なので)に栗おこわ、甘露煮。ふふ、楽しみです。


昨日、今日は暑いですねえ。と言っても季節の移ろいを感じます。もう蝉の声は聞こえずに、秋の虫の音が聞こえて。

お坊さんは電器屋さんに行きたいとゆーのだが、あんまり乗り気じゃないあたし。電化製品て…惹かれない…。いやDVDデッキが寿命だというのは解っているのだが、買い換えるとなると今のデータ、みんなディスクに落とさないといけないじゃないかよ～めんどーなのよー。

栗の渋皮煮作るのはめんどーじゃないんですが。

細かい作業がまた楽し。ことこと煮つめている間、部屋中に漂う栗の甘いしっとりとした香り。秋に似合う香りです。


作品を読んで頂いてアドバイスを頂いた時に思ったのですが、作品の短所って自分の短所と同じだと。小説ってそういう行為だ。どーしよーもなく。

しかも思い起こせば私、それ、高校の時、初めて小説を審査して頂いた時から言われている事で……。

人間て根本は同じなのだな、とも、お前成長してねー！ とも申せましょう。