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テレビで介護の話をやっていて、どうしても介護は娘さん、お嫁さん一人だけが背負いがち、他の人は逃げがち、孤独な介護者が身体的・肉体的・金銭的に負担を負いがち、という内容に、解る解ると深く納得する私。

もーさー、本当にそうなんだよー! なんにもやらなかったのに、口だけは出す、遺産だけは過剰に要求とか、もう、ねー………(色々走馬灯のように浮かぶ)。


でも。

確かに介護はとーっても大変。だけれど、そこだけでしか得られなかった幸福とか、そこだけでしか得られなかった人生経験とかも確かにあるから(あたしの場合)、全部が地獄じゃなくて、一方では天国でもあって、まあ世界のどこでも地獄でまた、世界のどこでも天国ですわよ。

とか解ったのも、介護をしてから。

こういうのを20代で解る事が出来たから、自分にとって介護は負担だけでは無かったです。幸せなものでした。

介護を逃げたり拒否した人には、それは得られないと思うから。


介護しなかった罪悪感が一生の負い目に…とか、その罪悪感でうつ病とか(介護するどころか、もう体の不自由な人に色々やらせてた人が…ひどい…)、とか、まあそれは自分の選択の結果だから酷な言い方すれば仕方なくね? 自業自得じゃね? て思う私はひどいのでしょうか。ひどいのかも。


まあでもとにかく、人生において、すごく印象的な出来事でした。それこそ価値観が、世界が変わってしまうような。

お坊さんの事を、もっと知ったのももっと好きになったのも介護があったからだしなあ。それが無ければ解らなかったかもしれない。
おしゃれなお店で楽しく飲んで、というのは確かに楽しいけれど、人と人との付き合いはそれだけじゃ解らない事がある。

そんなこんなで、今でも、あの時、介護をして良かったーと私は思えます。

もっと周囲に思った事を言えば良かった、とは思うが。まあでもなかなか言いづらいんですよねー。ていうのも、テレビでやってて、やはり深く納得。

しかし今なら言えるわ! あはは、強くなりました。
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